第3回 44会文化部会

6月15日(水) 東京藝術大学大学美術館館、東京都美術館

参加者
5名
河野良、内藤孝男、仲澤孝次、野田進、峯川文江

○内 容
 午後1時半、JR上野駅公園口改札口に集合。今回は先週まで参加の申し込みがなく、一人で美術館鑑賞となるかと思ったが仲澤君、河野君から参加のメールが入り、峯川さんも途中参加するとのことでほっとした。
 まずは3人で東京藝術大学アフガニスタン特別企画展「素心バーミヤン大仏天井壁画」に行く。
 2001年、バーミヤン大仏がタリバンの手で破壊された直後から、東京藝術大学学長であった故平山郁夫画伯は、海外に流出したアフガニスタンの文化財の保護を国際社会に訴えてきた。
 今回は東京国立博物館開催の特別展にあわせて、日本で保護された文化財の展示と、バーミヤン東大仏の天崖を飾っていた「天翔る太陽神」を原寸大で3次元に復元して公開し、壁一面のスクリーンでは標高2500mのバーミヤンの渓谷の景観を最新のCG技術により4K映像で再現した。クローンと呼ばれる3Dの壁画の再現技術も然ることながら、バーミヤンの地に立っているような4K映像は時間と空間を超えて、思わず時の経つのを忘れて3人は何十分も立ちつくしていました。
 続いて行くのは東京都美術館の「ポンピドゥーセンター傑作展」。ポンピドゥーセンターは、美術や音楽、ダンス、映画など、さまざまな芸術の拠点として1977年、パリの中心部に開館し、世界屈指の近現代美術コレクションで知られる。
 本展では、ピカソやマティス、デュシャン、クリストなどの巨匠の傑作から、日本ではあまり知られていない画家の隠れた名品までを一挙公開。1906年から1977年までのタイムラインにそって、1年ごとに1作家の1作品を紹介。
 当日はシルバーデイで無料公開だったが、それほど混んで無く年代順の展示で迷うことなく見ることが出来た。
 ここで内藤君が合流。白金の庭園美術館「メディチ家の至宝」でジュエリーの仕事の関係で勉強してからの参加との事。峯川さんも4時前に合流。急いで鑑賞してから「山水会」へと場所を移した。

Report by S.Noda