第7回 44会文化部会

9月19日(月・敬老の日) 東京国立博物館(本館、東洋館、法隆寺宝物館)

参加者
9名
上泉義朗、川島芳子、河野良、杉本恭子、野田進、
芳賀直行、古屋美代、三田富貴子、山田和美

写真(OneDrive) Photo by Y.Kamiizumi
写真(OneDrive) Photo by N.Haga


1.文化部会例会

 台風16号の影響かぐずついた天気で、小雨が降ったりやんだりという天気だが、今日はウオーキングではなく博物館なので大丈夫だと安心していた。上野駅公園口改札には既に早くから待っていた人もいて1時30分には全員が揃い本日の見学場所の「東京国立博物館」に急いだ。
 敬老の日なので証明書を出そうとしたら、入場者は全て無料と聞き何故かちょっとがっかりして、まずは「本館」に行き日本美術を中心とした「日本美術の流れ」を鑑賞。
 展示物は国宝、重文がずらりと並んでいて、縄文から江戸時代の土器から書、巻物、陶器など1時間20分を予定していたが見きれずに30分延長して仏像、刀、近代絵画などを鑑賞。
 本日の予定では国立博物館から黒田記念館、上野動物園に行くつもりだったが、外を見ると雨も大分本降りになってきたのでここ一本に絞ろうということになった。
 次は隣の館の「東洋館」に向かう。「上海博物館との競演」というテーマで中国の仏像や漆器、ガンダーラの彫刻、エジプトのミイラや神像に加え、上海博物館からの陶磁器、衣装、書画などが展示してあった。特に素晴らしかったのが、瑪瑙で作った柘榴の彫刻と翡翠の蟹の彫刻と翡翠の硯で「故宮美術院」で見た「翠玉白菜」を思い出させた。
 最後は池田家の黒門の横を通り「法隆寺宝物館」に行く。ここは法隆寺から皇室に献納された奉物を収蔵・展示して正倉院宝物と双璧をなすと言われている。仏具の灌頂幡の国宝を始め、飛鳥時代の金銅仏が部屋いっぱいに並ぶ。奈良時代の弓矢、著名な竜首水瓶など他では見られない宝物を見ているうちに5時の音楽が流れてきた。本日の打ち上げ会場の御徒町「一休」に予約をして、ちょっと小降りになった雨の中を歩いて向かった。

2.文化部会懇親会(河野さんは家で料理をするので抜けて8名)

 「一休」に着き、以前に取得したメンバーカードを7枚提示したところ、2枚が期限切れ、1枚が新規で合計3枚を更新、これにより料理、飲みものが大幅に割引になるので欠かせない。
 まず先日逝去された旧姓椎貝純子さんに黙とうを捧げ、乾杯の後の話題は小池都知事の件や同級生の消息の話になる。
 信憑性の疑わしい又聞きの噂話が中心になり、N君とT子さんは何時から付き合っていたのかとか、なぜ結婚しなかったのかとか、このごろ顔を見せないH君はどうも新しい奥さんを貰ったらしいとか、本人が聞いたら目を丸くするような話を肴に酒を飲むのが本当に楽しい。
 アテは噂話の他にサラダ、枝豆、ポテトピザ、焼き鳥、卵焼き、焼うどん、鉄火巻きなど沢山飲んで食べて一人2千円で若干余った。ご馳走さまでした!

Report by S.Noda