この日は朝から雨模様で肌寒く、実施が危ぶまれたが昼頃になると雨が上がり、寒さも和らいだ。
今回は44同級生が多数参加している「フロイデ混声合唱団」の練習日に合わせてコースを設定したのだが、用事の為欠席が多く、コーラスからの参加は峯川さんだけとなった。
4名が集まりすぐに印刷博物館に向かい、13時30分から始まるVRシアター「絢爛安土城」を見る。
半径8メートル、高さが4メートルもあるカーブ型スクリーンにVR(バーチャルリアリティ)を駆使して仮想現実を体験できるもので、今回は、織田信長の命令によって作られた絢爛豪華な「幻の名城」を再現していて、さまざまな視点から安土城を体感することができた。
続いて「武士と印刷」の企画展に入り、歌川国芳の武者絵の展示と、徳川幕府の文治政治を支えた印刷物「大日本史」などの展示を見た。
ここで峯川さんはコーラス練習の為に中座、男たちは別展示の「現代日本のパッケージ」を見る。我々の身近にあるパッケージも日々進化しているのを実感する。
次に電車で半蔵門に移り、JCIIフォトサロンに行く。ここでは秋山武雄写真展「1957-2009築地・豊洲」を見る。「なかなかいい写真だなあ!」と話していたら秋山さんご本人がそばにいて話しかけてきてびっくりした。
昔の写真を見ると懐かしさがこみ上げてくるのは老人になったせいか?地下にある展示室ではデジカメ教室の生徒の作品があり、上手いのに感心した。
カメラが趣味の芳賀君は近くにある「カメラ博物館」に行きたかったのだが行って見ると展示替えの為休館で残念であった。
次に国立劇場の中にある「伝統芸能情報館」に行く。「国立劇場50年の歩み展」をやっており、中のシアターでは昭和44年の歌舞伎「椿説弓張月」を見てその大がかりな舞台演出に感心して最後まで見てしまった。
ここで河野君は家事の為お別れ、残った芳賀、野田はフロイデ合唱団と忘年会の下見?に参加することとなった。
Report by S.Noda
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