JR恵比寿駅東口で待っていると、さすがにこの駅は若い人が多い。待ち合わせも恋人達が多いようだ。ちょっと浮いた感じの我々四人組はスカイウォークを通りガーデンプレースに向かい、その一番端っこにある「東京都写真美術館」に着く。
この日は第三水曜日でシルバーデイ、65歳以上は無料である。「東京・TOKYO」TOPコレクションと日本の新進作家、アピチャッポン・ウィーラセタクン亡霊達の展示があった。
最初の展示は我々が子供のころから青年時代までの東京の写真がたくさん出てきて、「これは新宿のあそこではないか?」、「ここ入ったことがある。」など、話に夢中になってしまい、随分時間がかかってしまった。この写真展を取材していた人が作品をカメラで撮っていてたので、我々も作品の前で集合写真を、この記者の人に頼んでシャッターを押してもらった。
日本の新進作家を見て、アピチャッポン・ウィーラセタクン亡霊達を見たが、気持ちの悪い写真が多く、早々に出て来てしまった。
外はやや暗くなりかけて来て、杉本さんからここはライトアップが綺麗なことを聴き、まわりを見るとクリスマスツリーに灯が入ってムードが出て来た。
川島さんが、この頃の写真はマネキンを真似て撮るのが流行っているとのことで、ポーズをとって見たが、体力が無いので静止が出来ずうまくいかなかった。
時計を見るともう四時近くになり、予定していた「庭園美術館」は無理と判断して恵比寿駅に戻ることにした。三人は用事があるので帰り、野田は山水会の忘年会に向かった。
Report by S.Noda
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