新年になり、最初の文化部会は何処にしようか迷った挙句ちょっと遠いが総武本線の佐倉にある「DIC川村記念美術館」に行くことにして案内を出した。
知名度が低いのか、場所が遠すぎるのか、日が悪いのか(13日の金曜日)一向に参加の連絡がない。まず事前にほのめかしておいて「行きたい」と言っていた古屋さんに連絡すると、HPを更新してなくて見られなかったが参加するとのことでほっとした。
続いて穴切小からの同級生で詩吟仲間でもある芳賀君に連絡すると行こうと思っていたとの返事、なんとか格好がついた。
芳賀君からの情報で12時15分東京駅発の「エアポート成田」に乗ると13時16分佐倉着で13時30分の無料バスに間に合うとのことで、一番前の車両で待ち合わせて3人で行くことにして小学校時代の思い出話に花が咲いた。
ところが乗っていると車内放送で急遽終点を津田沼に変更しますとのこと、神奈川の方の車両故障があり影響しているとの事だったが何故この電車が?と疑問が渦巻きながら次の電車を待った。中途半端な時間に着くことになり、40分もバスを待つことになった。やはり13日の金曜日がいけなかったか?
1時間遅れで美術館に着き、株主優待券があったので全員無料で入場、展示の「レオナ―ル・フジタとモデルたち」は15日までの企画で自分も是非見たいと思っていたので良かった。藤田の生い立ちから画家たちとの交流、5人の妻たちと「乳白色の下地」とおかっぱ頭の独特の風貌など、ミュゼ・メゾン=アトリエ・フジタや平野政吉美術館他から貴重な作品や遺物が展示されていて素晴らしかった。
電車の遅れで「国立歴史民族博物館」は行けなくなったので、美術館の庭と散策路を歩き帰りのバスに乗った。打ち上げは東京でやろうかと思っていたが、二人とも途中下車無効の切符で、東京駅構内で探したがどこも行列で入れない。今日は文化の香りだけで、ご馳走の香りはお預けとなり東京駅でのお別れとなった。
Report by S.Noda
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