いつもは第3水曜日のシルバーデイに文化部会を開催することが多いのだが、この曜日は都合が悪いのだが出てみたいという方のリクエストで金曜日の開催となった。 というのは言い訳で、今月は予定があったので自分の都合で決めた。
この日は30度に近い暑さで、待ち合わせ場所からなるべく外を通らない様に行こうと思ったら、まずビルの中で迷ってしまった。近代美術館に入ると2時から名画鑑賞講座が無料であるとのことで、待合室でちょっと待って出発。
今回は「水無月-水に因んで-」という事で三つの名画を鑑賞、鏑木清方「墨田川舟遊」、小倉遊亀「浴女1,2」、和田三造「南風」を感想など質問しながら見ていく。
学芸員は都会的な雰囲気の女性、夏目さん。非常に和やかな雰囲気で勉強になった。甲府一高の同窓生であることを明かし、出身を聞くとなんと青森県鮫町、種差海岸の近くの大田舎(失礼!)、都会で洗練されたのでしょうか?
次は隣にある公文書館。「翔べ 日本の翼-航空発達史-」という事で、日本の飛行機はライト兄弟より早く飛行実験に成功したり、優秀な軍用機を開発したりと発達したが、戦後に占領軍に禁止されて今日に至る。
ここから次の国立劇場まで歩こうということになり、ウォーキングのいつものコースの皇居外環を歩き国立劇場に着く。丁度今日の歌舞伎公演の昼の部が終わったところらしく、人であふれている中、隣にある「伝統芸能情報館」に入るといつもより観客も多かった。
「かぶき入門」という事で大道具、小道具などが展示してあり、説明のビデオが上演されていた。ここで舞台を模した所で記念写真をその場にいた若者にお願いすると、メキシコ人が一緒でこちらも写真を撮ってあげた。
5時になったので半蔵門駅の近くの中華料理「栄翔」で打ち上げ、ここは詩吟グループ、コーラスグループが良く使う店で、峯川さんはママと親しく、どんどんサービス料理が運ばれてくる。
1時間余りのんで、6時半からの国立劇場「外国人の為の歌舞伎鑑賞教室」に野田、峯川は行くことになっており、ここでお別れとなった。
Report by S.Noda
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