第33回 44会文化部会

8月15日(水)13:30~

・東京都美術館「没後50年 藤田嗣治展」 ・国立西洋美術館 常設展示

参加者
3名
磯貝達男、川東厚子、野田進


Photo by S.Noda ...more


 今月の文化部会は、第三水曜日のシルバーデイだが連休中のお盆で終戦記念日という、時間に余裕のある〔暇な?〕人でなければ参加が見込めない厳しい日であった。
 やっと涼しくなってきたかと思えばこの日は暑さがぶり返し、上野公園も強い日差しであった。川東さんと磯貝さんは事前に参加の意思を伝えてもらっていたので、13:30まで待ち他の参加者がいないのを確認して東京都美術館に出かけた。
 10分ほど並んで中に入り藤田嗣治の作品を時代ごとに追っていく。トレードマークの「乳白色の裸婦」を始め、今回は「藤田嗣治展」としては質量ともに史上最大級の大回顧展となっている。明治半ばの日本で生まれ、80年を超える人生の約半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となった藤田嗣治は、60年間スランプなしに描き続けた稀有な画家でもあった。
 あっという間に待ち合わせの3時半になり、いったん外に出たが飲むのにはまだちょっと早いという事で、国立西洋美術館の常設展を見て帰ることにした。こちらも素晴らしい常設作品に加え、新しい作品も増えていて見どころ満載だった。
 いい時間になり秋葉原の「食福」での山水会に磯貝さんと二人で参加、私は体調を崩していて飲めなかったが、堀口さん、仲澤さんと最後に清水昭さんが参加して5人の少人数での「山水会」となった。

Report by S.Noda