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いよいよ秋になり、空模様も安定しない毎日で今日の文化部会も心配であったが、何とか日差しも見えて秋らしい天気で安心した。今回は川東さんの地元の白金近辺で、旧朝香宮邸の庭園美術館である。
エキゾティック×モダン「アール・デコと異境への眼差し」として、非ヨーロッパ圏の文化が与えたフランスに花開いたアール・デコの時代の展覧会である。東洋や中近東、北アフリカなどのファッションや小物や家具はエキゾティシズムとして新しいスタイルを生み出した。極上のファッションや素晴らしい小物の数々に見とれて優雅な時間を過ごす事が出来た。
3時が過ぎて、まだ時間があったので隣の国立科学博物館付属自然教育園に行く。園内は空模様が曇っていたせいか暗く、余り季節の花も見られなかった。ここは江戸時代高松藩主の下屋敷で明治時代には宮内省管轄となり白金御料地と呼ばれた。土塁などもあり外界と遮断された雰囲気を持っている。
3時半になりお腹も空いて来て、目黒駅までの途中のイタリアレストランがタイムサービスをしていたので皆で入った。飲み物全て380円、パスタとピザをみんなでシェアして、美術館の入場券を見せるとミニデザートが付くとのことだ。
話は山田さん宛に法務省管轄支局から来たハガキだ。今話題になっている詐欺の手口らしい。1時間ばかりおしゃべりして一人千円、ここで女性陣と別れて男性陣は次の「山水会」に向かった。
Report by S.Noda
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