今回は「奇想の系譜展」として、伊藤若冲、曽我蕭白という人気作家の展示となるので混雑が予想されたが何とか10分待ちで入場することが出来た。参加者も前回の6名を上回る9名と言う事で文化部会始まって以来の多人数での会となる。
本展は美術史家・辻惟雄氏の『奇想の系譜』に基づく、江戸時代の「奇想の絵画」の決定版として、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳、白隠慧鶴、鈴木其一の8人の代表作を一堂に会した展示となっている。豊かな想像力、奇想天外な発想力に満ちた江戸絵画の魅力を作者ごとに展示した魅力的な展覧会となっている。有名な絵画から初めて出品されたものなど多彩な展示で楽しめた。
あっという間に集合時間となり出口で集まり、記念撮影、若い男性に頼んだら親切に背景の大型ポスターの全景を入れてくれて、我々は大分小さくなってしまった。
ここで田伏さん、古屋さんは用事の為別れて、次は調べておいた「びわ湖長浜KANNON HOUSE」に行く。ここは長浜市が長浜観音文化とも言うべき130もの数の観音様を実際に展示して紹介するものである。今回の展示は「いも観音」と呼ばれ、原形を殆どとどめないが毘沙門天と大日如来らしい。戦乱時に田んぼに埋めて守り、子供らが川で戯れたという流木?みたいなものだが、見ていると何か安心できる。
続いて堀口君のリクエストで「下町風俗資料館」に入場料300円で入る。昔の建物や遊び道具などが置いてあり、古き良き下町文化を伝えている。この時点で既に「食福」で飲んでいる長沼君から呼び出しの電話があり、秋葉原「山水会」に急ぐことにした。
Report by S.Noda
|