今回は私の勤務していたDICの運営するDIC記念美術館にした。まだ社員株主の名残で4名分の無料入場券があり、あまり応募が多いと困ると思い締切を早くしたが希望者は一人も無し。仕方が無いので月に2回合唱練習をしているフロイデ混声合唱団の後輩に声をかけると行ってみたいとのことで話がまとまり、何とか形を保つことが出来た。
遠いので船橋駅で車両を指定して待ち合わせ、4人そろってJR佐倉駅に着くことが出来た。予報では雨模様だったがなんとか雨天にならず、無料バスで美術館に到着後すぐに庭園に向かい散策する。
あまり人もおらずゆっくりと散策してから美術館に入る。オーナーだった川村家三代の肖像画を通り、まずは印象派などの油絵を集めた展示室へ、ルノアール、ピカソ、モネ、シャガールなど著名な作家が揃っている。
次に三代目が収集した現代アメリカ美術の展示へと移る。マグリットやブラック、ポロックなどと現代美術のフランクステラなどが並ぶ。それを過ぎると本日の企画展である「ジョゼフ・コーネル」の展示となり、ここではギャラリートークがやっていたのでそれについて回った。時刻を見ると3時10分になっていて、20分のバスに間に合うので切り上げてバス停に向かう。
やっとバスに乗り、どこでの打ち上げをするか相談して、船橋の有名な居酒屋「一平」に行って見て席が空いていたらやろうという事になり船橋駅に向かう。ちょうど一番奥のカウンターに空きがあり幸運だった。名物ハーフ&ハーフ生ビールから始まり、日本酒へ、つまみは肉豆腐、モツ煮込み、まぐろ脳天刺身などなじみである深沢さんのリードで盛り上がった。もう少し時間があるとのことで近所のバーへ行きウィスキー「白州」と「山崎」のストレートですっかりいい気持になり別れた。
Report by S.Noda
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