第48回 44会文化部会

11月6日(水)13:30~

・国立近代美術館「MOMATコレクション」
・国立公文書館「行幸 -近現代の皇室と国民-」
参加者 3名 野田進、藤江賢治、山田和美


Photo by S.Noda

 今回は、いつもの第三水曜日に仕事が入っていた為第一水曜日の6日に設定した。いつも参加頂いている皆さんが第三水曜日に都合を合わせているので、今回は参加者が少ないと予想していた。
 事前に連絡してきたのは、藤江さんで9月の東北旅行以来の参加。東京メトロ・竹橋駅の毎日新聞側の出口で待っていると、山田さんが来て参加しますとのこと。藤江さんと二人きりと思っていたので有難い。
 間もなく藤江さんがスーツ姿で現れ、仕事帰りだとの事。13時半まで待って後の参加はなさそうなので国立近代美術館に行く。
 本日の目的であるガイドツアーが14時からなので暫く椅子で近況など話しながら待つ。今回のテーマは「群」。三つの絵画にスポットを当ててガイドしてくれる。
 最初の作品は、藤田嗣治の「五人の裸婦」。絵の前に行き、学芸員の井上さんが皆に質問をする。「この絵を見て何を感じますか?」など質問形式で進めていく。五人の裸婦は人間の五感・視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚を表していると種明かし。
 次に和田三造の「南風」でどんな状況の絵なのかを質問、次の北川民次「画家の家族」では誰が描かれているかなど、新たな視点で絵を鑑賞することが出来て楽しかった。
 あとは「MOMATコレクション」の常設展示の名画を鑑賞したあと、山田さんが売店に行くというのでついて行き、その外のモニュメントの前で記念撮影。
 次はすぐ傍の国立公文書館に行く。こちらでは、天皇陛下御即位記念として「行幸-近現代の皇室と国民-」と題して、それに関わる公文書(明治から令和に掛けて)を公開して行幸の記録を展示していた。歴代天皇の直筆の書類などが展示してあり、厳かな時間を過ごす事が出来た。
 間もなく五時になるので、東京メトロで日本橋に行きイタリアンで3人で乾杯、有意義な一日でした。

Report by S.Noda