特別企画「みちのくの自然と歴史をたずねて」Vol.9

○日 程:2025年10月7日(火)~8日(水)
○行 先:宮城県南三陸町 南三陸温泉
○宿泊先:南三陸ホテル観洋
○参加者 15名:
     磯貝達男、川島芳子、小林篤、杉本恭子、田伏純子、
     塚本重美、中島直樹、野田進、芳賀直行、早川明、
     藤江賢治、丸山明比古、三田富貴子、峯川文江、山田和美


Photo by N.Haga ... more

 昨年、ネットで調べていたら「南三陸ホテル観洋」が宿泊客に無料の観光付き送迎バスを提供しているとの情報をつかみ、後輩のF君に付き合ってもらって下見に出かけた。眼前のオーシャンビューと波がかかりそうな露天風呂に感激してF君は今まで泊まった中で一番いいとの評価で、ここに44の仲間にも来てもらおうとの発案で計画した。
 昨年の「花月ハイランドホテル」は天候が悪く、ハイライトの浄土平・吾妻小富士は最悪の状態で失敗したので、今回では絶景はホテルから室内で楽しんでもらって、文化部会の教養方面の観光を中心とした。

 10月7日は東京駅東北新幹線南乗り換え口に集合して、大きなトラブルもなく9時24分発のやまびこ131号に乗ることが出来た。流石に44会はすぐに車内宴会となり、ビールでの乾杯となったが、回を重ねてか年を重ねてか、大声で騒ぐこともなく車掌も無言で通り過ぎるだけだった。

 11時10分仙台駅到着。昼食処「すし土風炉」に向かう。種類が多く皆好きなものを注文して、二千円までの会計を負担するつもりだったが、一人を除いて皆「海鮮丼」を注文、ビールはまとめて注文した。中々美味しくて皆満足したようだ。

 今日の部屋飲みの酒とつまみを買い出しして、13時30分の送迎バスに乗り込む。他の客も乗り込んで30名ほどの乗客となった。高速道路を使っても1時間40分ほどかかるが、おしゃべりしながら行ったのですぐに着いた感じだった。

 部屋に着くと、一部の人はホテルの周りを散策しに出かけ、大多数は風呂に出かけた。4階の風呂は修学旅行と重なったため、夜の時間は使えなくなるので先に入っておくことにする。
 夕食はホテルの配慮で個室での食事となった。女性と男性が右と左に分かれて昔の「プロポーズ大作戦」のフィーリングカップル状態となり、無駄口もなく鮑の踊り焼や北寄貝の刺身、旬のサンマ焼などバラエティのある食事を楽しむことが出来た。給仕の女性が丁寧に説明、接待をしてくれて大満足であった。
 部屋割りは幹事部屋が野田、磯貝、丸山、早川で、次の部屋に小林、芳賀、藤江、中島となり、女性は4人部屋が峯川、川島、杉本、山田で、3人部屋が田伏、三田、塚本となった。部屋に入ると、今回はみな同様の部屋割りで、幹事部屋だけが優遇された前回とは違い皆納得したようだ。
 美味しい食事の後は花火をやろうと、フロントからバケツとマッチを借りてプールの横で始めようとしたが、マッチがつかない。考えてみるともうマッチをすることなどずいぶんご無沙汰で、おっかなびっくりで5分ほど格闘してやっと花火大会となった。この日は曇りで星は見えなかったが、朧月がきれいでロマンチックな花火大会となった。
 花火を終えて幹事部屋に集まり部屋飲み会となる。来年の第10回目となる旅行候補地を話し合ったが、結論は出ず幹事一任となった。寝る前に2Fの風呂に入ったが、全面ガラス張りのオーシャンビューの内風呂で、露天風呂も素晴らしく外は海に浮かぶカモメが夜景に浮かび、海の見えるサウナもあり、ゆっくり温まることが出来た。

 翌日は風呂からの朝日が名物とのことで、日の出時間の5時半に風呂に行って待っていたが、あいにく曇り空で朝日は拝めなかった。風呂上りに丸山さんと話していたら、震災津波の語り部バスのツアーがあるが昨日の九時を持って締め切りで残念だったというのを聞きつけフロントに行って交渉して15名の団体を捻じ込んだ。
 7時からの朝食は千名収容できる「羽衣」でのビュッフェスタイルで修学旅行客を横目で見ながらテーブルに集まった。朝食をとり、8時半集合となりフロントで荷物を預けて「震災を風化させないための語り部バス」に乗り込んだ。今は原っぱになってしまった住宅跡や津波が屋上まで迫った高野会館などで説明を受けた。
 塚本さんは用事があるので直接仙台行のバスとなりここで別れた。残りの14名は10時15分から宿泊者無料の「観光付きシャトルバス」に乗り込み、ホテルの女性に見送られて出発となった。なんとバスは我々だけの貸切状態でチャーター便同様になってしまった。
 まずは「道の駅津山もくもくランド」に行き、お菓子や野菜など買う。次は「柳津虚空蔵尊」に行く。ここは丑年・寅年の一生一代の守り本尊で、「智恵と福徳」が真言を唱えることで叶えられるとのことだ。境内には七不思議があり、捜して説明を見た。
 次は「みやぎの明治村」に行き、まず中の食堂で好きなメニューを頼んで腹ごしらえをして見学に行った。ここは登米(とめ)市登米(とよま)町の明治時代に建造された小学校や県庁、地元の女流画家の美術館などがあり、ここでは小林君が張り切って皆の案内を買って出て、臨時のリーダーとなってくれて助かった。
 バスは高速道路を使って予定より45分も早く仙台駅に着き、ここで自由行動として土産など買う時間を作ることが出来た。
 帰りの新幹線の席はくじ引きで決めたが、一席だけ離れてしまい丸山さんが進んで犠牲になってくれたことは感謝したい。帰りも皆さん元気で、「もうやめようよ」とは言いそうもない。来年のことを心配しながら、18時24分東京駅に到着して解散となった。

Report by S.Noda

10月7日 仙台駅東口「すし土風炉」で昼食 14名は「一押し漁師丼」

ホテル観洋 南館 1809号室より

川島さん誕生祝のホテルからのサービスワインで乾杯


拡大版

花火の前に中秋の朧月を見上げる(ホテルのプールサイドにて)

中秋の花火遊び Movie

10月8日 三陸海岸 志津川湾の夜明け

震災遺構 ブライダルパレス高野会舘 青色の表示の所まで津波が到達

南三陸旧防災対策庁舎(バスからの撮影)

多種多様な木製品と地元野菜などを販売している

宮城県登米市津山町柳津 柳津虚空蔵尊(やないづこくうぞうそん)

柳津虚空蔵尊 境内の飾り付け?

柳津虚空蔵尊 本殿

登米市(とめ・し)登米町(とよま・まち) みやぎの明治村 登米
とよま観光物産センター「遠山之里」 喰膳「蔵.ら~」の「はっと定食」

また、来年を楽しみに!