第13回44会ウォーキング教室(2009年第2回)

日時:2009年2月28日(土)午後2時~
場所:皇居桜田門出発、皇居外周から東京タワー
参加者(敬称略、順不同)
1.ウォーキングの部(計10名):
     峯川、塚本、杉本、松島、三田、藤江、土橋、清水、河野、芳賀
2.グルメの部(計6名):
     峯川、杉本、松島、三田、藤江、土橋
1.皇居外周
 昨日の雪模様の悪天候とはうって変わって、穏やかな薄日の射すウォーキング日より。
 今日は上泉先生が所用のため欠席ということで、代わりに三田による準備体操のあと、恒例の二重橋前での記念写真(その1)。
 2時、歩き始める。途中、春を発見。寒緋桜や大寒桜が見事に咲いていた。お堀の土手は、満開の菜の花で黄色一色に。風もなく、参加者一同軽快な足取りで、1周を約45分で完走。遅れて来た、土橋さん、芳賀さんも合流。再度記念写真(その2)を撮り、次の目的地東京タワーに向けて出発。

2.愛宕山
 祝田橋交差点を渡り、日比谷公園脇をひたすら東京タワー目指して歩く。途中、塚本さんが所用のため“さようなら!”。
 西新橋から愛宕山下へ。「愛宕山は聞いたことはあるが上ったことはない」という皆の希望で、急遽愛宕山の坂道を上ること10分で到着。愛宕山にはNHK放送博物館があるが、時間の関係で見学は省略。山上にある愛宕神社は、もとは1603年にこれから建設される江戸の防火のために徳川家康の命で祀られた神社であったが、「天下取りの神」「勝利の神」としても知られ、各藩武士たちは地元へ祭神の分霊を持ち帰り各地で愛宕神社を祀った。桜田門外の変で井伊直弼を襲った水戸藩の浪士達もここで成功を祈願してから江戸城へ向かったと言う。
 さて、帰りは「男坂」の急な石段を降りることに。「やだ~怖い!」と叫びながら、ゆっくりと下りる。余談だが、この石段は「出世の石段」と呼ばれていて、江戸時代・増上寺参拝の折に徳川家光が山上にある梅が咲いているのを見て、「梅の枝を馬で取ってくる者はいないか」と言ったところ、讃岐丸亀藩の家臣(曲垣平九郎)が見事馬で石段を駆け上がって枝を取ってくることに成功し、その者は馬術の名人として全国にその名を轟かせた、という逸話から来ている。
 上りではなかったが、怖がっている皆を尻目に、ピョンピョンと走って下りたKさん曰く「小さいとき遊んだ裏山の方がもっと傾斜が急だったよ」さすが、野生人のKさん!

3.東京タワー
 都会にもこんなに緑が多く、広々として気持ちの良い公園があったなんて、と感激しながら芝公園を抜け、ついに東京タワーに到着。ここで、河野さん、清水さんが所用のため“さようなら!”。
 チケット売り場やエレベータ乗り場は、かなりの混雑だったが、そこは人生経験の豊富な私たち、チケット購入は一人に任せ、後はエレベータの列に並ぶ。
 150mの大展望台へ到着。童心に帰って、目の前に広がる大パノラマに興奮のしっぱなし。そろそろ空腹を覚え、いつまでも見飽きない素晴らしい眺めに別れを告げることに。なんと帰りは、約600段の外階段を下りるという冒険を体験。でも、思っていたほど怖くなく、外の景色を堪能しながら、途中で記念写真を撮る余裕も。約15分かけて地上に下り立つ。
 時計の針は5時。さてさて、あまりの空腹に機嫌が悪くなりつつある人もチラホラ、芳賀さんとはここで“さようなら!”して、一行はグルメの部へ。

4.グルメの部
 お昼にテレビで、大門周辺のおいしいお店を紹介していたのを思い出した。「うまく、その辺りにたどり着けるといいね」と言いながら浜松町に向けて歩いていると、なんと、まさにそのお店「ます家」を発見。“親父のオアシス!”と呼ばれるだけあって、リーズナブルでおいしい。またまた良く飲み、良く食べ、良く話し笑いました。そして、いつもより早めの8時解散。

 今日も、健康的に歩き、新しい発見もたくさんし、憧れの東京タワーに上れたことで私たちの満足度は最高潮でした。お疲れ様でした!

 なお3月は、お花見ウォーキング(清澄白河(清澄庭園)から門前仲町、佃島リバーシティー隅田川沿いにてお花見)の計画がありますので、皆様のご参加をお待ちしております。

三田富貴子

記念写真その1

寒緋桜と清水さん

大寒桜の下で

Photo by F.Mita & N.Haga