第21回44会ウォーキング 江の島(案)

2009年10月24日(土)午後1時江ノ電藤沢駅改札前集合
 (小田急藤沢駅南口側小田急デパート2階です)
江ノ電藤沢(13:24、13:36)- 江ノ島(13:34、13:46)- 龍口寺経由江の島へ
江の島(14:30-16:30)(展望コース+浪漫コース)
小田急片瀬江ノ島(16:40ごろ発)- 町田(17:30ごろ着)
町田にてグルメの部(17:45-)

江の島観光(ENOSHIMA GUIDE)
 様々な神社有り、江の島の新名所「江の島展望灯台」有りと、「これぞ江の島」という見所いっぱいの推奨コース。エスカー(有料エスカレータ)を使って上るので、お子様からお年寄りまで安心して観光できます。展望灯台からは江の島はもちろん、お天気がよければ富士山だって望めてしまう抜群の眺望。江の島に来たのなら、まずはこのコースでしょう!
青銅の鳥居>参道>エスカーのりば>江島神社辺津宮>江の島サムエル・コッキング苑>江の島展望灯台

青銅の鳥居(せいどうのとりい)
 江の島の玄関口「青銅の鳥居」。江の島経験者なら、この鳥居ご存知だと思います。でもこの鳥居「意外と古いもの」というのは知っていました?現在のこの鳥居、なんと文政4年(1821年)に建てられたものなんです。もちろん藤沢市の指定文化財にもなっています。「鳥居をくぐってすぐ参道」の前に、ちょっと眺めて見てみましょう。
参道(さんどう)
 干物や海苔、相模湾の海の幸はもちろん、夫婦饅頭や羊羹、貝細工の土産物店をはじめ、老舗旅館や懐かしい射的場もあります。
江の島エスカーのりば(えのしまえすかーのりば)
 この朱色の鳥居が目印。ここから階段が始まりますが、今回はエスカーでスイスイ進むコースなので、鳥居の左へお進み下さい。エスカーのりばが見えてきます。ちなみにこの鳥居の右の小路を行くと、江の島浪漫コースへと続きます。
 はい、ここがエスカーのりばです。江島神社辺津宮までの区間をエスカレーターで一気に上ります。エスカーは3つの区間に分かれており、ここはその1つ目になります。エスカレーターにしたのは山肌への露出を控え、景観に配慮した結果のものとか。なお、エスカーは上りのみで、下りは階段となります。(料金:大人350円、小人170円)
 ここでは、エスカー・コッキング園・展望台のセット券販売もあります。(セット料金:大人750円、小人370円)
●詳しくは→江ノ島電鉄
江島神社辺津宮(えのしまじんじゃ へつのみや)
 江島神社はお宮が3カ所に点在しており、それぞれに海の守護神である女神が祀られています。辺津宮は本社となり、田寸津比売命(たぎつひめのみこと)が祀られています。すぐ隣には奉安殿には、裸で琵琶をもった姿で有名な妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)、俗に裸弁財天が祀られています。
●詳しくは→江島神社
江の島サムエル・コッキング苑(えのしま さむえる・こっきんぐえん)
 旧「江の島植物園」を2003年4月に全面改装。名称は明治時代この地にはじめて庭園を作った英国人貿易商サムエル・コッキングの名から。レンガでできた当時の温室跡は、スケール・構造とも、100年の歴史を感じることができます。
(料金:一般200円 小学生100円)
●詳しくは→藤沢市観光協会
 また、この再整備に合わせて、藤沢市の姉妹・友好都市のコーナーが作られました。なかでも中国・昆明市のコーナーにある中国伝統建築様式の四阿(あずまや)、「騁碧亭(ていへきてい)」は、このために現地から職人に来てもらい製作しただけに、その色彩の鮮やかさには目を奪われます。
江の島展望灯台(えのしま てんぼうとうだい)
 2003年4月に江ノ島電鉄100周年記念事業として完成。海抜119.6メートルの展望室からは、天気の良い日には富士山を始め伊豆半島や箱根、丹沢の山々、大島、三浦半島、横浜ランドマークタワーが一望できます。相模湾に沈む夕日を望むスポットとしてもどうぞ。またこの展望台、写真でもお分かりいただける様に、エレベーターを中心に螺旋階段が付いていますので、屋上展望と同じく風を感じながら絶景を楽しむことができます!このスリルも見逃せませんよ。 (料金:一般300円 小学生150円 コッキング苑入場後の昇塔となります)
●詳しくは→江ノ島電鉄
 展望台内部の様子。360°大パノラマが堪能できます。

 江の島の海を間近に体験できるコース。他のエリアと比べると、地形の起伏が多いエリアですが、眺望の良い休憩所が多くあるのでゆったりとめぐるのがコツ。自然がそのまま残る細い小路もあり、洞窟探検のできる岩屋ありと、カップルにもオススメです。また、稚児ヶ淵付近には岩屋と片瀬海岸を結ぶ遊覧船のりばがあります。島内の階段はなかなかきついので、船を利用して戻るのも良いでしょう。

恋人の丘>稚児ヶ淵>江の島岩屋>参道への抜け道

恋人の丘(こいびとのおか)
 相模湾を望む高台にあります。その昔、海にすむ五頭を持つ邪悪な龍が、島に現れた天女に恋をし、改心の末に結ばれるという島の伝説(天女と五頭龍)があり、ここで鐘を鳴らした二人は決して別れないといわれています。
稚児ヶ淵(ちごがふち)
 岩屋の前に広がる岩場は、関東大震災の時、隆起したもので、絶好の磯釣りポイントにもなっています。岩の割れ目から小さな貝やエビの泳いでいる姿も見ることができ、子供も楽しめます。(滑りやすく、フジツボもあるので、ケガをしないよう注意!)島内からの階段脇には「疑ふな潮の花も浦の春」という芭蕉の句碑があります。神奈川景勝50選の一つにも選定されています。
べんてん丸
 稚児ヶ淵にはこの岩屋と片瀬海岸を結ぶ遊覧船のりばがあります。島内の階段はなかなかきついので、対岸の片瀬周辺にクルマを止められた方や、電車で来られた方などは、船を利用して戻るのも良いでしょう。
江の島岩屋(えのしまいわや)
 以前は洞窟内の落石により通行止めになっていましたが、平成5年に再整備後オープン。岩屋の信仰や竜神伝説をモチーフにした演出のほか、アプローチの通路も整備されました。海水の浸食によってできた洞窟は弘法大師や日蓮上人が修行し、源頼朝が戦勝祈願した場所としても有名です。チケット売場でロウソクをもらったら、探検の始まり!。
(料金:大人500円 子供200円)
●詳しくは→藤沢市観光協会
参道への抜け道(さんどうへのぬけみち)
 数件の飲食店の並ぶこのあたりからは、対岸の湘南海岸公園、鵠沼を望むことができ、映画『男はつらいよ』ロケ地としても有名。写真のT字路(右に羊羹(ようかん)店)を左に曲がると、島の西側を通る朱色の鳥居へ続く抜け道になります。

2009.10.8 上泉