内容
1.ウォーキングの部
梅雨明け後連日暑い日が続いている今年の夏。今日も朝から暑い日ざしであった。輝く太陽を楽しむことがいいと思う。とは言っても、これだけ暑いとこのウォーキング参加者も少ないかと思っていた。しかし11名の参加。ストレッチの後、あまり無理をしないように注意を喚起してのスタート。
外周1周目はいつもと同じ10分/Kmのペース。2周目は大事をとって皇居大手門を入って、皇居東御苑を通って北桔橋門に抜けるコースとした。皇居東御苑は月、金以外はいつでも自由に入園できる。入園する門で「入園票」を受け取り出口の門で返却するというしくみになっている。外周路を歩く場合と距離としてほとんど差はないが途中休憩所のアイスモナカを目標にした。
東御苑内を少しでも日陰を求めていつもと違うコースを歩いたら、思わぬ発見もあった。「松の大廊下跡」という石碑があった。ここがあの赤穂浪士討ち入りへとつながる刃傷事件があったところかと感慨深くなる。元禄14年(1701)のことである。さらに「石室」、十数種の竹が植えられている場所等があった。「キンメイモウソウ竹」「亀甲(キッコウ)竹」が美しかった。
北桔橋門から再び皇居外周路に出て、三宅坂から国道246号、青山通りを神宮外苑に向かった。皇居周辺や神宮外苑は都内でも緑が多い場所でありこの暑さでも木陰は意外と涼しい風を感ずることができる。自然の緑は貴重なものである。明治神宮外苑にある木々は、明治天皇のご遺徳を後世に伝えるために、全国からの献木によるものであるとの話しをいっしょに歩いていた、物知りKM君から聞いた。この場所はその前は陸軍練兵場であったようである。
本日の目標地点は神宮外苑にある「森のビアガーデン」。途中からビールジョッキを目の前に思い浮かべながら暑さに耐えて歩いた。しかしである。そのビアガーデンに先乗りしたHG君からの連絡で、すでに入口は180分待ちの行列ができているとの事。目の前のビールジョッキはあえなく消え失してまった。そのまま信濃町駅まで歩き本日のウォーキングは終了。歩行距離計約13Km。
この日は、都内では熱中症のための救急車の出動回数が過去最高だったとの事。我々のウォーキングは暑さの中でもここまではトラブルもなく無事で何よりでした。
2.グルメの部
信濃町周辺で居酒屋探し。少し歩いて見つけた。「千年の宴」個室を確保できた。が、どんどんと客が増え注文をなかなか取りに来ない。店員不足のようだった。
5時半すぎから9時半までの4時間ほど。ビール中生を計29本。枝豆、豆腐、手羽先唐揚げ、お好み焼き、ししゃも、サラダ4皿、鰹の土佐巻、ピザ、高菜炒飯、串盛。お通しは出なかったと思う。
本日の主な話題は、最近の異常天候の話から昔、昭和34年に甲府を襲った台風7号、15号(伊勢湾台風)の思い出と還暦を感じた出来事として何かぼけてしまった話し等であった。これには大笑いの話し3件があった。いつの日か、皆様にも公開できるかもしれません。
感想
35度以上はあったと思われる暑さの中、計11名のウォーキング。一般的に言えば、物好きなグループと思われるかもしれない。しかし、還暦を迎えて益々健康を維持、増進していきたいと思う仲間の集まりである。高齢化社会を救う方法は、「元気な高齢者」を維持することしかないと思う。国を挙げて健康社会(心身共に)、1億総ウォーキングを目指しましょう。
上泉義朗
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