第2回合同ウォーキング

第55回東京44ウォーキング(2012年第5回)

第5回山梨ウォーキング(2012年第5回)

日時:2012年5月26日(土)10:00~
場所:大月駅~岩殿山~猿橋~猿橋駅
参加者(敬称略、順不同):
1.ウォーキングの部
  (18名)
古屋(寿)、古屋(美)、玄間、浜辺、内田、
飯野、跡部、塚田、沢登、峯川、
磯貝、芳賀、野田、杉本、橋本、
中島、藤江、上泉
2.グルメの部
(18+1名)
土橋

内容

1.ウォーキングの部

 大月駅に10時集合。東京組、山梨組各9名ずつの計18名の参加。10時10分に大月駅を出発した。
 今週は晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、気温が下がったり、暑くなったりと不安定な天気が続いた。しかし当日は朝からいい天気。初夏の暑い陽気であった。天気に対しては、POWER44でだいじょうぶである。
 まずは岩殿山に向かった。国道139号線から「岩殿城跡入口」の看板が岩殿山への登山口。はじめから急な登り。20分ほど登って早くも初めの休憩地点「ふれあいの館」着。トイレ休憩と丸山山頂444.4mから富士山を眺めた。「ふれあいの館」は1階「映像ホール」と2階「展示室」があり無料で入館できる。当日は2階で富士山の写真の展示がされていた。ここからは一気に山頂を目指す。階段の登りは少しきつかった。11時10分、大月駅からちょうど1時間で山頂着。あめ、チョコ、それに台湾みやげのドライマンゴー等の差し入れをいただいた。少し早めの昼食をとりそれぞれおにぎりを食べ、つけもの、きゃらぶき等の差し入れもいただいた。5人組の山ガールに出会い、おじさん、おばさんがいろいろと話しかけていた。OLのランニング仲間とのことで皇居外周のランニングもやっているとのこと。皇居で会ったことがあるかも、いつか再会できるかも等の話し。12時に山頂を出発し、本丸跡経由で猿橋方面に下りた。本丸跡近くには、NHK、YBS 、UTYの中継アンテナが立てられていた。岩殿山は岩殿山城(いわどのやまじょう)の城跡である。東西に長い大きな岩山をそのまま城にしていて、東国の城郭の中でも屈指の堅固さを持っていたとのこと。山梨県指定史跡、山梨百名山、秀麗富嶽十二景にも選定されている。また標高が何と634メートルで、今週開業の東京スカイツリーと同じ高さということで山梨では話題になっているとのこと。
 本丸跡からの下りの道はやぶの中の細く、急な坂できょう一番の難所となった。下り坂はひざ、太ももへの負担が大きく、筋肉痛になった人もいるかもしれません。30分ほど下って国道139号線にやっと出た。そこからは静かな住宅街を抜け、国道20号線から猿橋へ向かい午後1時50分に橋に到着。あの奇妙な形の橋を久しぶりで見た人が多かった。本日のウォークはここがゴール。歩行距離約8Km。ただしいつもと違って山登り、下りと運動量は大きかった。
 猿橋は、山口県の錦帯橋(きんたいきょう)、徳島県のかずら橋と並ぶ、日本三大奇橋のひとつであり、昭和7年に名勝指定を受けている。その構造形式は、「肘(ひじ)木けた式」と呼ばれ、橋脚がない刎橋(はねばし)という形式。歴史は古く、初期の建築年代は600年頃百済の国の志羅呼(しらこ)が、猿がつながって対岸に渡る姿を見て、これを造ったという伝説がある。現在の橋は、昭和59年に総工費3億8千万円をかけ完成したもので、将来にわたるメンテナンスのことから、H鋼を木材で囲った桔木が用いられ、1851年(嘉永4年)の橋を復元したもの。また昔は中央線の列車内から橋を見ることができたが、1968年(昭和43年)梁川~猿橋間複線化の際にルートが変更されたため、列車内から橋を眺めることはできなくなった。

2.グルメの部

 橋の周りを見学後、橋のたもとにある蕎麦やさんで本日のグルメの部スタート。この蕎麦やさんは歴史のある「大黒屋」、HM君の紹介の店。何とHM君の自宅はその近く、猿橋のすぐ近くでした。この店の蕎麦・うどん・ほうとうはすべて打立ての自家製麺で、蕎麦粉は北海道、水は二つ石の湧水使用とのこと。確かにおいしいおそばでした。午後2時に乾杯でスタート。いつもの居酒屋とは違ってあまり長居はできないと思いながらもビールのあと、それぞれ焼酎、日本酒を次から次へと注文。おつまみとして、さしみこんにゃく、てんぷら、鮎うるか、馬肉の竜田揚げ等。2時間近くの飲み会となった。当日は「橋上の月」という観月会の催しがあるとのことでその準備をしていた。橋の上は赤いじゅうたんが敷かれ、橋の反対側には矢の的が設置されていた。当夜の主なイベントとして「笹子追分人形」という人形浄瑠璃芝居、「矢渡し」という弓矢の実演があるとのことで、蕎麦屋さんでの飲み会の間にそれらのリハーサルが行なわれていた。元弓道部のMNさんは腕が鳴ったらしく近くに行って見学していた。
 午後4時前に終了し、近くのおみやげやさんに寄った。お店はすべてHM君のお知り合い。猿橋名物「木の実せんべい」、酒まんじゅう、キャラ等の野菜のおみやげをそれぞれ買っていた。猿橋駅まで約2Kmを歩いて本日の予定はすべて終了した。

感想

 1年ぶりの山梨、東京合同ウォーキング。今回は山登りで、いつもの東京での平地ウォークとは違った。運動量は大きく、ゆっくり歩く上り坂、けわしい下り坂と変化に富んでいてよかった。また山梨の仲間との歩きながらのいろいろな話しもできてよかった。今後も山梨、東京44会はウォーキングを通じてもっと緊密な関係になりたいと思う次第です。還暦を過ぎた高校同期の仲間がこのように集まって、健康で楽しい活動ができることは幸せなことであると思う。最近腰を少し痛め、いわゆる神経痛に悩んでいる自分としてもこのウォーキングができることをあらためて貴重なことだと思った。高校時代はほとんど知らなかった仲間でも、今集まればやはり高校同級生であり、同じ山梨県人であり、甲州弁も通じ、還暦後のいろいろな共通の話題がある。今後とも健康には十分注意をして、できる限り長くウォーキングを続けていきましょう。3年半後、65歳で再びホノルルマラソン挑戦という話題も出ています。

上泉義朗


Photo by Y.Kamiizumi

⇒写真はこちらにもあります。(Photo by H.Tsukada)