第64回44ウォーキング(2013年第2回)

日時:2013年2月16日(土)13:30~
場所:皇居桜田門から東御苑、小石川後楽園、牛天神北野神社
参加者(敬称略、順不同):
1.ウォーキングの部
  (11名)
峯川文江、塚本重美、飯島信夫、川島芳子、芳賀直行、
河野良、野田進、中島直樹、磯貝達男、福嶋幸市、
上泉義朗
2.グルメの部
  (11-3+1名)
土橋隆

内容

1.ウォーキングの部

 午後1時半皇居桜田門時計台前集合。冷たい風が吹いていた。西高東低型の典型的な冬型の気圧配置で、日ざしは暖かいのだが、風は冷たかった。体を少しでも暖めて故障を防ぐためストレッチをし、1時45分スタート。恒例の二重橋前写真撮影。今回シャッターをお願いした人は家族連れで旅行をしているようすの中国人のおとうさん。気安く応じていただき感謝。
 今回のウォーキングは「梅の花を求めて」。2011年2月は神代植物公園、2012年2月は三溪園に梅を求めて行っている。今年は、まず皇居大手門から東御苑へ。梅の花はほとんど見当たらず、ツバキカンザクラのつぼみを見つけた。途中三の丸尚蔵館で"明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」" という展示を見学した。皇室の方々やよく聞く名前の歴史に出てくる政治家達の写真であった。3月10日まで展示とのこと。
 皇居北桔橋門を出て北の丸公園へ。公園を抜けて九段下から水道橋方面へ向かった。東京ドームを通り抜けて小石川後楽園へ。例年より遅い梅の開花のようでまだ少なかったが確かに梅の花を見つけることができた。それほど広くはないが美しい自然や花木、古い建造物等見るところはたくさんあった。小石川後楽園は、江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園。光圀は作庭に際し、明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって 憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられた。また小石川後楽園は昭和27年3月、文化財保護法によって特別史跡及び特別名勝に指定されている。園内に黄門様の衣裳が記念撮影用に用意されていて、44会は必ずこの手の写真は撮る。写真のページをお楽しみに。
 次に歩いて約10分で牛天神北野神社へ、ここの梅の花は色とりどりに美しく咲いていた。牛天神北野神社は学問の神様として有名な天神様「菅原道真」公をお祀りしている。たくさんの絵馬のほとんどが大学入試合格祈願のものだった。中には「ANAのCAの内定がもらえますように」もあった。鎌倉時代、源頼朝公が当地にあった岩に腰掛け休息したとき、夢に牛に乗った菅原道真公が現れ「二つの喜びがある」と告げられた。翌年その喜びがあり、頼朝公がこの岩を祀り牛天神を創立。以来、境内にある牛の形をした岩(ねがい牛)を撫でると願いが叶うといわれている。 牛天神を後にして午後4時45分本日のゴール飯田橋駅に着いた。本日の歩行距離は10Km。駅改札でグルメの部合流の土橋君と会い、お店へ。

2.グルメの部

 今回のグルメの部は「さくら水産」。ここは格安で海のものが酒のつまみとしてたくさんある。5時ビールで乾杯をしてスタート。
 話題は相変わらず次から次へと飛ぶ。土橋君の娘さんのご結婚の話しから始まり、健康を維持するために一番大切なことは。(あまり節制しすぎず好きなことをやることがひとつの結論だった)まだたくさんいる高校同期の仲間の話し、家系(ルーツ)の話し、親の話し等。8時終了。
 本日の飲物:生ビール、芋焼酎、赤ワイン、日本酒、おつまみ類:野菜サラダ、刺身盛り合わせ、卵焼き、鳥のから揚げ、イカのから揚げ、イカ焼、さつま揚げ、カキフライ、シシャモ焼き食べきれないほどのつまみを注文、特にカキフライが好評で計6皿も注文した。何かつまみが残るかなと思ったら最後にすべてを平らげる超健康な河野君がいた。200歳?まで生きるためにはたくさん食べることなのだろう。よって残り物は何もなく、無駄なく終了。

感想

 寒い中、桜田門に集まって第一声は「寒いのによくウォーキングに出て来るねえ。物好きな人ばかりだ」とお互いの笑い話となる。確かにご高齢者は寒い時は家で暖かくしている方がいいのにと思う人は多いのだろう。しかし44会メンバーはちがう。雨だろうが、寒かろうが、暑かろうが時間さえ取れれば集まってくる。健康を維持できていることに感謝すべきなのだろうと思う。
 めずらしく来月の計画が決まり、3月30日(土)午後1時半吉祥寺駅集合、「桜の花を求めて」となりました。

上泉義朗

Photo by N.Haga