第65回44ウォーキング(2013年第3回)

日時:2013年3月30日(土)13:30~
場所:吉祥寺駅、井の頭公園から小金井公園、武蔵小金井駅まで
参加者(敬称略、順不同):
1.ウォーキングの部
  (14名)
峯川文江、飯島信夫、川島芳子、杉本恭子、早川美保子、
芳賀直行、野田進、中島直樹、飯野俊雄、堀口修、
藤江賢治、金丸康孝、磯貝達男、上泉義朗
2.グルメの部
  (14-1名)
 

内容

1.ウォーキングの部

 午後1時半 吉祥寺駅集合。駅は平成22年から4年をかけて改良工事中で待ち合わせ場所も少し混乱があったが14名の参加者が無事集まった。花曇の少し寒い中、予想以上の参加人数であった。
 1時50分吉祥寺駅出発、「桜を求めて」まず井の頭公園に入った。花見客で大混雑だった。今年の桜はお彼岸前に急に暖かくなり、一気に開花。その後また気温が下がったため今週もまだ満開に近い状態を維持していた。井の頭公園では記念写真撮影のみで、玉川上水に出て小金井公園に向けて歩き始めた。玉川上水沿いにはたくさんの桜の木があり横の道は「桜通り」の名前が付けられている。しかし、なぜか玉川上水沿いの桜はほとんど散っていて葉桜状態。少し離れたところではまだ満開状態なのになぜか。少しの場所の違いで桜の開花にも差が出る。微妙な気温差、水分量の違いだろうか。文学的な価値のある、山本有三記念館、太宰治紹介碑、国木田独歩文学碑を途中見つけながら午後3時40分小金井公園正面入口着。
 公園西側に「桜の園」という場所があり、桜は満開。大勢の花見客で大混雑であった。写真を撮り、一応花見のために桜の木の下を散策した。ここ「桜の園」には、20数種類、約380本の桜の木が植栽されているとのこと。(園内案内板による)自生種として、カンヒザクラ、ヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ、マメザクラ等。サトザクラ(自生種の枝変わりや自然交配あるいは人工交配により選抜、作出した園芸種)として、ソメイヨシノ、関山、普賢像、一葉、白雪、太白、薄墨、大提灯、八重紅枝垂、駿河台匂、冬桜等。確かに咲いている桜の花は同じ桜色でも、白っぽいもの、濃いピンク色、薄いピンク色と種類に違いがあるのだろうなと分かった。
 また、小金井公園について、その歴史について話題になったため少しだけ。小金井市と一部が小平市・西東京市・武蔵野市にまたがる約79haの広さを持つ。都立公園の中では最も広く、日比谷公園の4.8倍、上野公園の1.4倍に相当する。1940年(昭和15年)、紀元二千六百年記念事業として計画された「小金井大緑地」が原形。1946年(昭和21年)10月 文部省貸付地が宮内庁に移管、東宮仮寓所、学習院中等科が設置されたが1951年(昭和26年)3月 宮内庁から返還され、1954年(昭和29年)1月に「小金井公園」として開園した。午後4時20分公園西口を出て武蔵小金井駅に向かい、駅北口に4時40分着。本日のゴールとなり、歩行距離は約10Km。

2.グルメの部

 駅近くの居酒屋を探し歩き、何軒かの候補の中から「全力屋」へ。4時55分乾杯にて本日のグルメの部スタート。ビールピッチャー3本の後は、芋焼酎黒霧島お湯割へ。健康なおじさん、おねえさんはたくさん飲んで食べる。食べ物は以下のとおり。
 お通しの里芋、お造り5種盛り、海鮮サラダ、コロッケ、ポテトフライ、鶏唐揚げ、ウルメイワシ、大根餅、イカ一夜干し、ゴーヤチャンプル、おしんこ盛り合わせ、塩ゆでだだちゃ。締めとして、特大おにぎり、あら汁、生チョコパフェ。
 飲みながらの話題は席によって少し分かれたが、自分のところは"ストレス解消"について。健康な人でもストレスによって胃や心臓に異常が出ることがある。現役時代は常に仕事上のストレスをほとんどの人が抱えていた。そのストレスを いかにしてリフレッシュできるかが心身の健康に影響する。ただし、ストレスの持ち方について、3様があることがわかった。ストレスをほとんど感じない人、ストレスを持つが何らかの方法でリフレッシュできる人、ストレス解消がなかなかできない人である。性格の違いによるのだろうとの話しで、3番目の人が健康を害する可能性が高いのではとの話題であった。60歳を過ぎて現役時代とは仕事のやり方が変わってもやはりストレスは常にある。ストレス解消、リフレッシュのための努力も同様に必要なのであろう。

感想

 今年の桜は平年よりだいぶ早く開花し、今週はもう散ってしまうのではと心配していた。幸いにもその後気温が低くなり、何とかもった。POWER44が少し効いていたようである。毎年3月は桜を求めて歩いているがなかなか満開のタイミングには当たらない。過去では一度だけ千鳥が淵の満開の桜を見ることができただけである。今年はぴったりの時期となった。もう桜の春となり本年も1/4が過ぎてしまう。これからどんどんと暖かくなり初夏、夏へ向かう。今年のウォーキングもこれからどこに向かうのか。案はたくさんある。山梨との合同もまた企画したいし、湯河原一泊の案もある。秋の紅葉は懸案の伊勢原市大山という計画もある。来月の案としては暖かい春の中、海辺のウォーキングをしようとのことでめずらしく、千葉県方面、葛西臨海公園から舞浜あたりかもしれない。

上泉義朗

Photo by N.Haga