第76回44ウォーキング(2014年第1回)

日時:2014年1月25日(土)13:30~
場所:雷門から浅草名所七福神もうで
参加者(敬称略、順不同):
1.ウォーキングの部
  (14+1名)
峯川文江、杉本恭子、川東厚子、川岸理恵子、川島芳子、
早川美保子、古屋美代、飯島信夫、飯野俊雄、野田進、
河野良、山本英俊、福嶋幸市、上泉義朗
+早川睦己(河野君の知人)
2.グルメの部
  (15-4名)

内容

1.ウォーキングの部

 午後1時半、浅草雷門前集合。すごい人出で驚いた。計15名が参加。気温は1月下旬としては異例の12℃ほどとのこと。しかし天気は曇り空だった。午後1時40分雷門をスタート。下記の順で九社寺を巡った。
 本龍院待乳山聖天(毘沙門天)-今戸神社(福禄寿)-不動院橋場不動院(布袋尊)-石浜神社(寿老神)-吉原神社(弁財天)-鷲神社(寿老人)-矢先稲荷神社(福禄寿)-浅草寺(大黒天)-浅草神社(恵比須)
 この七福神もうでは古くは江戸時代末期に始まり親しまれてきたが、戦後一時中断、1977年(昭和52年)に復活したとのことです。浅草名所(などころ)七福神は、福禄寿、寿老人(神)が二社ずつあるので計九社寺あります。「九は数のきわみ、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩でありあつまる意味をもち、また、天地の至数、易では陽を表す」という古事に由来したことによるそうです。
 七福神の中でただひとりの女の神様は吉原神社の弁財天。インドの川の女神で、知恵、技芸、財物の福徳を有すると言われています。遊郭としての吉原は皆興味があるようで、きょろきょろしながら歩いていました。午後2時20分吉原神社着、ここで小休止。チョコ、砂糖菓子?、栗せんべいの差し入れをいただいた。吉原神社の弁財天は、遊郭の土地造成でできた弁天池に祀られ、関東大震災の後に遊郭の守護神に加えられました。そのお顔は童女のような清純さと優しく美しい面立ちの座像で、女性の愛と苦しみを清めて包み込む救いのお姿とのことです。
 また、唯一日本生まれの神様は、浅草神社の恵比須神です。他は皆、インドか中国生まれです。これは意外でした。恵比須神は、日本人の素朴な生業信仰の中で海からの恵み、つまり大漁をもたらしてくれる福神として、古くから招福、開運を祈願する人々の尊信を集めています。
 まだ1月であり、お参りをする人も多かった。特に多いのはやはり浅草寺で、お祭のようなにぎわいでした。九社寺をていねいにお参りし、計3時間かけた。みなそれぞれたくさんの願い事をしたことでしょう。台東区に八社寺、荒川区に一社(石浜神社)と適度に分散していて約8kmの行程はウォーキングにちょうどいい。但し、合羽橋道具街通りや浅草寺周辺は 人ごみがすごく思うようには歩けない状態でした。午後4時40分浅草神社着。本日のウォ-キングはここでゴール。本日の歩行距離計8.5Km。

2.グルメの部

 仲見世通りにある「ニュー浅草・浅草厨房」。顔の広い飯野君の紹介で11名の個室風の一角を予約。
 ビールで乾杯後は、日本酒が絶え間なく出てくるという感じ。つまみ類もたくさん、きょうも飲みすぎ、食べすぎのようである。鍋もあり、仕上げは雑炊。午後8時までの3時間あまりの新年初めのグルメの部、飲み会でした。
 話題はいつものように多種多様、次から次へと飛んでいく。よって1日経つと何を話したのかよく覚えていない。2月・3月のウォーキングの計画、歯の健康の大切さ、らくだのもも引き、夫は妻の手のひらの上、他たくさんの話。月1回集まっていろいろな話しをしているがまだ尽きないという様子である。

感想

 本年初めのウォーキングで、7年目に入り、通算76回目です。10年、100回という目標も少し見えてきたような気もしますが、自分としても決して安心はできないと思っています。
 63、64歳にもなるといつ何が起こるかわからないものです。益々の健康管理、維持向上のための努力が必要です。心身共の健康のためのキーポイントは、適度な運動、十分な休養、適切な栄養です。
 心肺、筋肉に適度な刺激を与えることにより新陳代謝も活発になります。若い細胞を維持できます。筋トレができれば筋肉を維持向上させることができ、基礎代謝量が減りません。脂肪がたまりにくくなります。
 規則正しい生活も必要です。休養は睡眠とリラックスです。ストレスをためず、明るく楽しく生きることです。
 食生活は、3大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)をバランスよく摂取し、さらにビタミン、ミネラル類もたくさん摂ることです。腹八分目の食事量がいいと思います。飲みすぎ、食べ過ぎはよくありません。ただし、あまり食事面で摂生し過ぎるとそれがストレスとなり、本末転倒になってしまいます。時々、ある程度は好きな物を好きなだけ、ということもいいのかもしれません。
 44会の月例ウォーキングを通じて、これらを少しでも実践できればいいと思っております。今年も健康で明るいおじいさん(おにいさん)、おばあさん(おねえさん)でいましょう。

上泉義朗

Photo by T.Iino