亀戸七福神めぐり

2015年2月11日(水・建国記念の日)

参加者(敬称略、順不同):
1.ウォーキングの部
  (7名)
峯川文江、中島直樹、飯野俊雄、長沼和雄、野田進、
川島芳子、上泉義朗
2.グルメの部
  (7名)

内 容

1.ウォーキングの部

 午後1時半亀戸駅前集合。先月予定して、変更になった亀戸七福神めぐり。いきさつは感想の欄に記載しています。
 ここの所、寒さもピークで、冷え込む日が続いている。今朝も氷点下の温度であった。しかし、日中は日差しが暖かくなりいい陽よりであった。
 亀戸駅を午後1時35分出発。歩行者天国となっている明治通りを北上。最初の行先は七福神とは関係ないが、中島君の紹介で、彩り硝子工芸「江戸切子」の店。硝子の各種グラス(ぐい飲み他)や風鈴に美しいカット模様を描いていた。この辺りは昔から硝子工業が盛んで、多くの関連会社もあったとのこと。

江戸切子の店   切子

 亀戸七福神は、亀戸駅出発のコースとしては、、常光寺【寿老人】・東覚寺【弁財天】・香取神社【恵比寿神】【大国神】・普門院【毘沙門天】・龍眼寺【布袋尊】・天祖神社【福禄寿】の2社4寺の計6か所。ここでも恵比寿神と大国神がひとつの神社(香取神社)にあった。先月の隅田川七福神でも同じように三囲神社にふたつあった。何か意味があるのだろう。
 興味を引いたのは、香取神社。平将門が乱を起こした際、俵藤太秀郷はこの香取神社に参拝し戦勝を祈願。乱はめでたく平定することができた。この古事により、1000年の時を経て今も「勝矢祭」が守り伝えられている。この由来から、亀戸香取神社は「スポーツ振興の神」として、スポーツ大会・試合の勝利を願う神社となったとのこと。
 また龍眼寺の後、亀戸天神に寄った。七福神には入っていないがこのあたりでは有名な天神様。すでに梅まつりが始まっていて、人出も多く、梅の花もだいぶ咲き始めていた。めずらしい「甲州野梅」も咲いていた。亀戸七福神は割と近い場所にあり、あっという間に巡り終えた。

梅ほころぶ   甲州野梅

 その後はスカイツリーを目指し、北十間川沿いを歩いた。川を遊覧船が通っていた。スカイツリーではおもしろい凸レンズの前で写真撮影。スカイツリーからさらに歩いて浅草へ。午後4時30分浅草吾妻橋を渡ったところで本日のゴールとし歩行距離7.5Km。

2.グルメの部

 浅草の「神谷バー」を今回も目指したが満席。近くの居酒屋「馬刺屋マサシ」という熊本系の店に入った。ビールで乾杯後は、「馬刺屋マサシ」という芋焼酎のボトルを2本。馬刺しの盛り合わせから始まり、野菜サラダ、薩摩揚げ、馬スジ大根、辛子蓮根、安納芋ポテト、ざる豆腐、石焼高菜飯、締めは牛乳アイスとわらび餅。

芋焼酎「馬刺屋マサシ」

 今回はスタートが早かったせいか約4時間の飲み会となった。よって話題は盛りだくさんで、次から次へと飛んだ。主な話題は以下のとおり。
(1) 熊本のゆるキャラ「くまもん」の話しから、甲府のゆるキャラへの話しとなり、なぜかキティちゃんの話題へ、サンリオの現社長、前社長は、という話しへ進む。後で調べたところ甲府にはとりもっちゃんとえん丸君(縁をとりもつという趣旨)がいるようです。
(2) からだの質は、摂取する食べ物によって90日間で変わる、という話し。ここからは食材のプロの長沼さんからの話題となる。DNAとか体の欠陥は変わらないが、基本的な体質はすべて食べ物によって決まり、それは90日間で入れ替わるとのこと。
(3) ハラールについて、ハラールとはイスラム法において合法なものの事をいうが、それは 食べ物の種類だけではなく、その食べ物の処理の仕方や、保管・輸送等についても決まりがある。健康的な食材を追及しているとのこと。
(4) 甘いもの(砂糖)はからだにいいことは何もない。特に高齢になり、運動不足の人にとっては禁物である。ただし、急激な変化(食べることを一切やめる等)は精神的によくないので、やめるにしても少しずつ、または完全中止までしなくてもというような話。
(5) 最後の話題は、どのようないきさつかは覚えていないが、男は常に下手(したて)に出るべきで、上手(うわて)になってもいいことはないとの話。

感 想

 今回の番外編のいきさつは以下のとおり。
 1月の当初のウォーキングの予定は亀戸七福神でした。ホームページにもその案内を出しました。しかし、種々事情、希望があり隅田川七福神に変更となり、無事終了しました。
 自分の気持ちとしては、一度行くことに決めた亀戸七福神の神様、仏様に対して失礼になると思い、ひとりで後日巡ろうと思っていました。その後報告書にもその旨を記載したところ賛同者がいたため、いっしょに番外編として巡ることにした次第です。特に信心深い訳ではありませんが、気持ちとしてそう感じました。
 いずれにしても寒い中、44会メンバーは7人も集まり、よく歩きました。健康のための食生活の重要性について、貴重な話を長沼さんからお聞きしました。
 高齢者の仲間に入った我々44会メンバーとしては食生活にも十分注意して、できる限りの健康維持をしたいと思います。今までも何回か述べたことがありますが、健康のためには、バランスの取れた食事、十分な休養、適度な運動、それに社会参加(ひとりぼっちにならない)と言われています。44会ウォーキングはそれらのひとつのきっかけにもなるのではと思います。今後ともさらに多くの44会メンバーが集まることを切に願っています。

上泉義朗

弁天様を覗き込む善男善女

Photo by T.Iino