第91回 44ウォーキング(2015年第3回)

日 時:2015年3月28日(土)13:30~
行 程:皇居~千鳥ヶ淵~靖国神社~靖国通り~市ヶ谷
参加者(敬称略、順不同):
1.ウォーキングの部
  (11名)
峯川文江、野田進、磯貝達男、杉本恭子、飯野俊雄、
芳賀直行、芳賀のぞみ、河野良、山本英俊、中島直樹、
上泉義朗
2.グルメの部
  (11-1+3名)
川島芳子、山田和美、小林篤

内 容

1.ウォーキングの部

 午後1時半、皇居桜田門時計台前集合。暖かい日和となり11名が参加。1時40分スタート。恒例の二重橋前での記念撮影後皇居外周道路へ。桜の花もだいぶ咲いていて、暖かい陽気の中、いつもより皇居外周道路はウォーキングの人出が多かった。その中をランニングする人たちはぶつからないようにたいへんそうであった。千鳥ヶ淵公園ではすでにお花見をしているグループもたくさんいた。外周道路2週目は、途中大手門から皇居内に入った。

 現在の大手門渡櫓は、1968年(昭和43年)に再建されたものですが、2011年の東日本大震災の際、壁に一部被害があり、耐震補強工事が行われていました。まずは、三の丸尚蔵館に入り、第68回展覧会「鳥の楽園-多彩,多様な美の表現」を見学。鳥を主題とした作品がたくさん展示されていた。一例として、
作品番号53 マイセン 孔雀置物、1981年頃

 その後は恒例の休憩所に寄り定番のアイスクリーム。今回は森永製菓のラクトアイス「板チョコモナカ」だった。飯島さんがいたら喜んだかもしれない。北桔橋門から出て、北の丸公園、千鳥ヶ淵へ。桜は7-8分咲きぐらい。かなりの人で大混雑。

 その後は靖国神社へ。ここもすごい人出で出店もたくさん、歩くこともたいへん、8人がバラバラになってしまった。靖国神社内にある東京気象台の桜(ソメイヨシノ)の標本木も見学。3月23日にこの木を基に開花宣言が出され、5日後のきょう、5‐6分咲きであった。

 靖国神社を出て、靖国通りへ。通り沿いのたくさんの桜の木も7-8分咲きぐらい。市ヶ谷駅前に午後4時半着。本日の歩行距離は10Kmで終了。

 ここで、靖国神社について。(靖国神社ホームページより抜粋)
 "靖国神社は、明治2年(1869)6月29日、明治天皇の思し召しによって建てられた東京招魂社が始まりで、明治12年(1879)に「靖国神社」と改称されて今日に至っています。靖国神社には、戊辰戦争やその後に起こった佐賀の乱、西南戦争といった国内の戦いで、近代日本の出発点となった明治維新の大事業遂行のために命を落とされた方々をはじめ、明治維新のさきがけとなって斃れた坂本龍馬・吉田松陰・高杉晋作・橋本左内といった歴史的に著名な幕末の志士達、さらには日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満洲事変・支那事変・大東亜戦争(第二次世界大戦)などの対外事変や戦争に際して国家防衛のために亡くなられた方々の神霊が祀られており、その数は246万6千余柱に及びます。靖国神社に祀られているのは軍人ばかりでなく、戦場で救護のために活躍した従軍看護婦や女学生、学徒動員中に軍需工場で亡くなられた学徒など、軍属・文官・民間の方々も数多く含まれており、その当時、日本人として戦い亡くなった台湾及び朝鮮半島出身者やシベリア抑留中に死亡した軍人・軍属、大東亜戦争終結時にいわゆる戦争犯罪人として処刑された方々などの神霊も祀られています。このように多くの方々の神霊が、身分・勲功・男女の区別なく、祖国に殉じられた尊い神霊(靖国の大神)として一律平等に祀られているのは、靖国神社の目的が唯一、「国家のために一命を捧げられた方々を慰霊顕彰すること」にあるからです。つまり、靖国神社に祀られている246万6千余柱の神霊は、「祖国を守るという公務に起因して亡くなられた方々の神霊」であるという一点において共通しているのです。"
 日本国のために戦い、活躍した方々の神霊をお祀りしているという観点で、一国の総理大臣が参拝することに何が問題があるのだ、という主張は正当と言えるのですが、一方東京裁判でのA級戦犯が合祀されており、その神社を公式参拝することに、特に中国が批判していることも意味はあることだと思います。東京裁判の意義について、それを受け入れたサンフランシスコ平和条約についての議論もありますが、物事には多面性があり、一面だけをとらえていつもまでも解決できないこの問題です。もっと冷静に両者がこの両面を話し合って解決することを模索してほしいと願うものです。

2.グルメの部

 市ヶ谷駅前の居酒屋「ママ食堂」へ。平日のサラリーマンに人気の店とのネットからの情報から行ってみることにした。鉄板焼きもあり、料理も安くおいしいものだった。しかも、クーポン券持参で15%引きの精算だった。午後5時過ぎビールで乾杯後、飲み物は焼酎「いいちこ」一升瓶他。鉄板焼きは、近江牛ホルモン焼き。野菜たっぷりで栄養も満点。つまみ類は、野菜サラダ、人気のママ食餃子、辛味噌と塩味2種類の生キャベツ、枝豆、カキフライ、冷奴、たこの唐揚げ、ちくわの磯部揚げ、セロリの浅漬、冷やしトマト、ポテトフライ。8時過ぎまでの3時間、きょうもあっという間のグルメの部、飲み会でした。

感 想

 3月に入ってから、暖かい日と寒い日の繰り返しのような日々が続いていたが、きょうは実に暖かかった。このまま本格的な暖かい春になることを期待する。桜の花も例年より少し早く咲き始めたため皇居周辺の桜の見どころはどこもたくさんの人が出ていた。特に靖国神社では「さくらまつり」が始まっていて大混雑の人であった。もうすぐ春本番、新年度の始まる4月である。新鮮な気分を常に味わいたいと思う。本年ももう1/4が過ぎてしまうことになる。月日はどんどんと過ぎていく。あまりゆっくりとしてはいられない。この44会ウォーキングも100回目までカウントダウンの状況となった。100回目、65歳を期してホノルルマラソン参加を予定している。近い内に募集のための案内を出すつもりです。ぜひ皆さま、参加のご検討をお願いします。

上泉義朗

Photo by N.Haga