第101回 44ウォーキング(2015年第13回)

日 時:2015年12月19日(土)13:30~
行 程:皇居~秋葉原・食福
参加者(50音順):
1.ウォーキングの部
  (7名)
磯貝達男、上泉義朗、河野良、杉本恭子、中島直樹、
蒔田直樹、峯川文江
2.グルメの部
  (7+4名)
川島芳子、仲澤孝次、長沼和雄、野田進

内 容

1.ウォーキングの部

 午後1時半、皇居桜田門集合。日差しは暖かかったのだが、冷たい風が吹いていて実に寒かった。1時45分スタート。二重橋前での写真撮影後、寒さの中いつもより早いペースで皆歩いた。歩き始めてしまえば心もからだも暖まりいい気分になる。
 きょうも寒い中、皇居外周ではいくつかのマラソンレースが開催されていた。先週のHonolulu Marathonもそうであったが、今や日本人マラソンブームであると実感する。
 皇居外周1周5Kmをトップ河野君が45分、その後も50分から55分と6Km/時と高速ウォーキングの44会メンバーである。これがHonolulu Marathon完走(歩)へとつながったウォークである。
 皇居外周1周後、2時45分に再スタート、秋葉原へ向かった。今回は最短コースとして東京駅からJRの下の道を歩き3時半には秋葉原駅前に到着してしまった。予約の5時までかなり時間があるため、万世橋の話題の「mAAch ecute(マーチエキュート)」に行った。
 ここは、東日本旅客鉄道(株)、(株)JR東日本ステーションリテイリング、公益財団法人東日本鉄道文化財団が開発・運営している商業施設で2013年9月開業した。
 以前、中央線神田~御茶ノ水間に 「万世橋駅」があったことはあまり知られていない。明治45年(1912年)4月1日に中央線の前身である甲武鉄道の停車駅として開業し、昭和18年(1943年)11月1日に取り壊されたとのこと。
 万世橋駅はレンガ造りの立派な駅だったが、大正12年(1923年)の関東大震災で駅舎が焼失。簡素な駅舎が再建されたが、神田駅と秋葉原駅が開業したことで乗降客が激減し、昭和4年(1929年)に廃駅となり、さらに昭和11年(1936年)4月25日、東京駅から鉄道博物館が移転し、駅舎は解体縮小されていた。
 その後、鉄道博物館は、昭和23年(1948年)に交通博物館と改称され、2006年5月に閉館し、2010年に完全に解体された。
 その跡地に、旧万世橋駅の遺構である赤レンガ造りの高架橋、そのレンガアーチの美しさと力強さを利用した商業施設として開発された。 カフェレストラン、インテリア、雑貨等おしゃれな11店が営業している。
 ここで、その名前「mAAch ecute」が気になった。"mAAch"は、その語源はどこにも書いてなかったが、"万世橋のアーチ"(mAnseibashi Arch)からだろうと予想できる。この文字のデザインコンセプトとしては、"エキナカ"に対して"マチナカ"を文字っているとのこと。さらに下記のような意味を込めているとの説明がありました。
■ネーミング:「まちとのコトづくり」をテーマに、周辺地域と一体となって開発を行い、街の活性化の一翼を担うという意を込めています。
■ロゴマーク:赤を基調とし躍動感のあるアーチ状のデザイン。多くのお客さまをお迎え入れる「ゲート」を表現。また"エキュート(ecute)"は、JR東日本のグループ企業が開発運営をする駅構内(改札内)商業施設の名称で、その意味は、eki(駅)、center(を中心に)、universal(あらゆる人々が)、together(一緒に)、enjoy(楽しむ)下の写真のように両側を中央線が走るデッキもあり興味深いです。

 mAAch ecuteを4時半に後にして本日のグルメの部、忘年会会場「食福」に4時45分着。本日のウォークはここで終了。歩行距離9Km.

2.グルメの部

 44会山水会の会場である「食福」。土曜日は休業であるが、44会ウォーキングのために貸し切りで開店していただいた。感謝である。とにかくここの中華はすべて美味である。かめ出しの紹興酒もおいしくてつい飲み過ぎてしまう。ビールで乾杯後、すぐに紹興酒、白いザーサイ、恒例の北京ダックも。その骨を唐辛子と山椒で揚げたものも特別に出していただいた。マーボ豆腐、ぎょうざも。デザートはゴマ団子。十二分に満足な中華でした。
 本日の話題の中心は先週のHonolulu Marathon。木曜日に帰国したばかりで、まだ気分はHonoluluという人もいる。65歳でよくも42.195Kmを完走(歩)できるものだと、健康の意義を再確認。今後とも44会メンバー全員、いかに健康を維持していくか。44会のいろいろなイベントは心身共の健康を維持するためのひとつの手段かもしれないとの話。

感 想

 このウォーキングも先週のHonolulu Marathon参加で通算第100回となり、本日は早くも第101回目。新しい歴史が始まったという感じである。あと100回、8年後は73歳である。その時の健康状態は全く想像することができない。今でもすでに高齢化による障がいが出始めている(人もいる)。少しでも長く健康を維持し、健康な高齢者でいたいという気持ちはあるが、自分ではコントロールできない老化現象である。しかし、悲観的にはならず、今を大切に人生を楽しみたいと思う。
 今後この44会ウォーキングは、参加者を増やしていきたいと思う。山梨との合同開催も含めて、初参加者を見出して、誘う活動もしましょう。少しでも、より健康的な歩き方を学びながら明るく楽しく時間を共有していきましょう。多くの44会のメンバーに参加してほしいと思います。参加するためのハードルは何もありません。気楽に一度来てください。

上泉義朗

Photo by Y.Kamiizumi