内 容
1. ウォーキングの部
午後1時半、JR常磐線金町駅集合。男子のみ5名で1時40分スタート。梅雨時であり、雨は覚悟をして、傘をさして公園内を散歩、ぐらいに考えていた。当日朝早い時間はかなり強い雨が降っていたが、すぐにやみ、集合時間の頃は晴れ間も出ていた。蒸し暑く少し歩いてかなり汗をかくほどだった。
金町駅から水元公園まで2Kmは当然のごとく歩いた。"ウォーキング教室なので"。地図でチェックはしていたが、南北方向直線距離で約2.5Kmとかなり広い公園で、自然がいっぱいであった。ほぼ南の端から北の端まで行って帰り、園内だけでも7Kmほど歩いた。菖蒲の花もぎりぎりまだ咲いていた。あじさいの花も。
"東京都立水元公園は、東京都の東部、葛飾区に位置し、埼玉県三郷市に接している都内最大の水郷公園です。園内は、豊かな森林の趣と貴重な水生植物を擁する水郷風景を楽しめる。高さ20mにも達する200本のポプラ並木や生きている化石として知られるメタセコイヤが約1,800本、都立公園で最大の森を形成。
バードサンクチュアリーは、自然環境に近い水辺に設置してある。せせらぎ広場は、広々とした芝生広場を背景にした人造の「せせらぎ」で、浅瀬のため、水遊びが楽しめる。 バードサンクチュアリー(本園)は、自然の景観に近い水辺の鳥たちの楽園で、3箇所に観察舎があり、自然を垣間見ることができる。バーベキュー広場は、広大な中央広場を見渡せる1ヘクタールの区域を、時間限定で開放。
はなしょうぶ園は、1万4千株。約100品種20万本の花菖蒲が、6月上旬から下旬にかけて咲き競い、規模は、都内最大。この期間、菖蒲まつりも開催され、多くの来園者で賑わう。また、旧水産試験場跡地の池には都内で唯一のオニバス自生地があり、1984年に東京都の天然記念物に指定された貴重なオニバスが観賞できる。開園は昭和40年4月1日、開園面積は963,013.00平方メートル。"
花菖蒲園のまわりには小さな川(水路)があり、子どもがザリガニを釣っていた。自分たちの子供の頃、同じようにザリガニを釣った時の話になり、餌としてはほとんどがするめ。自分は、あおがえるをたたきつぶして、皮を剥いたものだった。あおがえるにはかわいそうだったと今思った。
公園内の池で魚釣りをしている人がたくさんいた。途中いろいろな植物、鳥を観察。突然川の中に、「五位サギ」を見つけた。水面に移った"逆さサギ"の写真を撮れた。
「五位サギ」の説明です。"成鳥では頭から背は緑黒色で、翼の上面は灰色です。若鳥は灰色味のある茶色で斑点模様があります。日本では本州以南にすんでいます。巣は樹上につくり、何羽も集まって集団繁殖(コロニー)します。ゴイサギのみではなく、コサギ、アオサギなど他種とも集まってコロニーをつくります。
ゴイサギは、昼間は林の中でじっとしていて、夕方から川や池へ出かけていって魚を捕る夜行性のサギです。シラサギの仲間の、あの白さにくらべると、ずんぐりした体、黒い頭、灰色の翼と尾ーあまりカッコよくありません。「クワッ クワァッ」と一声ずつ鳴き、夜空から聞こえてくることが普通です。
この声から「夜烏」の異名をもちますが、ラテン語で表記する学名はNycticoraxのcoraxは烏、nyctiはnightの意味ですからやはり「夜烏」なのです。
このサギがなぜゴイ(五位)サギになったかの由来は、時の天皇、醍醐(だいご)天皇が、池にいたこの鳥を見つけ、捕えるように家来に命令しました。鳥は、家来が近づいても逃げることなく、おとなしくつかまりました。天皇は、命令にさからわず神妙であると、ゴホウビに五位の位(くらい)を賜わり、それからこのサギは五位のサギ、ゴイサギになったというのです。
帰りの道は、メタセコイヤの森、ポプラ並木であった。ここで、落とし物を野田君が見つけて拾った。"MARC JACOBS"のネックレス。なぜこんな所に落としたのか、なぜつなぎ目がはずれていないまま落としたのか。カップルでプレゼントを断られて腹が立って捨てたのか、想像力がどんどんと膨らんだ。
44会メンバーのいいところで、この落とし物をわざわざ公園事務所まで行って届けた。心優しいおじさんたちでした。休憩もほとんど取らず、ゆっくりではあったが約3時間半園内を散策。金町駅まで戻り午後5時着。本日の歩行距離は11Km。
2. グルメの部
金町駅前は居酒屋がたくさんあった。いろいろ考えて、あえて「坐和民」へ。客はまだ誰もいない状態。5人でビールで乾杯でスタート。その後は麦焼酎のボトルで「わんこ」という銘柄。水またはソーダ割であっという間に一本なくなった。枝豆、漬物盛合せ、シーザーサラダ、長芋の旨辛和え、ピザ、、ガーリックシュリンプフライ、揚げたてコーンスナック、たこわさび、出汁巻き玉子、縞ほっけ、焼き鳥盛合せ、やきそば、チャーハン他。
約2時間の飲み会。話題はいつもの通り次から次へと移って行く。高校時代の思い出話、次回以降のウォーキングについて、男子会で登山をという話、他もう思い出すことができない。物忘れがひどくなったという話もあった。
感 想
今回も10Kmあまりを健康的に歩き、自然を満喫し、気兼ねのない仲間と一緒にお酒も飲み、おいいしいものもいただき、たくさん話もして、これが高齢者にとって健康を維持するためには一番いいのかもしれない。
もう65歳になり、この44会ウォーキングも丸8年が過ぎた。これからの8年または10年は今までとは違うだろう。特に健康面で大きな変化があるかもしれない。10年後の75歳でも健康寿命を維持して、このウォーキングに参加できる人の数がどうなるのか、というような話題も出てくる。今を大切に、楽しく生きることが必要ではあるが、今後10年の計画を考えることも意義あることだと思う。
とにかくいかに健康を維持していくかを常に考える。44会の仲間といっしょに健康を追及していきたいと思います。
Report by Y.Kamiizumi
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