第118回 44ウォーキング(2017年第5回)

○日 時 : 2017年5月27日(土)13:30~

○行 程 : 皇居~新宿御苑

○参加者 :
 1. ウォーキングの部 7+1名
       磯貝達男、上泉義朗、河野良、野田進、早川明、
       堀口修、峯川文江  +丸井洋子(食福ママ様)
 2. グルメの部 8-2+2名
       杉本恭子、山田和美  @新宿東口「いろはにほへと」


Photo by Y.Kamiizumi ...more

内 容

1. ウォーキングの部

 皇居桜田門時計台に8名集合。前日はかなり涼しい陽気で、きょうはまた暑くなった。異常気象のひとつか、日々の気温差が大きいことが多いこの頃です。
 皇居外周はきょうもマラソン大会でにぎわっていた。ふたつの大会が同時進行しており、ひとつは参加チーム数が70数チーム、もうひとつが10数チームといつになく混雑の皇居外周道でした。
 午後1時40分スタート。いつものように二重橋前の記念撮影。暑い中、皆いいペースで軽く1周。フロイデ合唱練習のふたりとは新宿通りで一時お別れ。他の6名は、新宿通りを新宿御苑に向かって進んだ。午後3時10分新宿御苑の大木戸門口に到着。入園料200円。44会ウォーキングで新宿近辺は何度も歩いているが、ここ新宿御苑に入るのは今回が初めてでした。
 まず大木戸休憩所で一休み、水分補給。なぜか信玄餅クレープなるものを販売していた。園内散策を開始、フランス式整形庭園内のバラ花壇へ。さすがにこの季節の一番人気のようでたくさんの人であった。花壇を1周後、日本庭園に向かった。新緑の木々が美しく、気持ちよかった。日陰では涼しい風が肌に心地よいものであった。
 新宿御苑は、天正18年(1590)に豊臣秀吉から関八州を与えられた徳川家康が江戸城に入城した際、譜代の家臣であった信州高遠藩主内藤清成に授けた江戸屋敷の一部でした。
 明治5年、政府は内藤家から上納された土地と買収した隣接地を合わせた58.3haの敷地に、我が国の近代農業振興を目的とする「内藤新宿試験場」を設置、明治7年には内務省の所管となり、新たに教育施設として農事修学所が設置された。
 さらに明治12年、宮内省所管の「新宿植物御苑」として新たなスタートを切り、明治29年には西洋庭園に面して洋風建築の休憩所(旧御休所)も建てられた。明治35年から4年の歳月をかけて新宿御苑として改装、明治39年(1906)5月に完成し、戦後、国民公園となった。
 広さ58.3ha、周囲3.5Kmの庭園には、プラタナス並木が美しいフランス式整形庭園や広大な芝生とユリノキが高くそびえ、明るくのびやかな景観を呈しているイギリス風景式庭園、伝統的な日本庭園を巧みに組み合わせており、明治を代表する近代西洋庭園ともいわれている。また、数少ないわが国の風景式庭園の名作とされている。
 園内を約1時間散策、新宿門を午後4時15分に出た。新宿駅方面に向かってすごい人混みの中を歩き、新宿駅東口に午後4時30分着。本日のウォーキングのゴール。本日の歩行距離は9Km。

2.グルメの部

 居酒屋「いろはにほへと」にて午後4時40分男子4名でビールで乾杯で本日のグルメの部スタート。
 男子のみの話題はなぜか、先月に続いて政治ネタが多い。最近の閣僚や安部首相の発言、前川前文科省政務次官の話しについて。役人の仕事のやり方は民間会社とはかなり違うようで、かなり複雑かつ難しいもののようである、と元東京都の役人磯貝さんからの話しであった。安倍首相及び夫人の公人私人問題が話題になったことがあるが、その時の安倍首相の説明は「首相は常に公人で、夫人は常に私人だ」とのことでした。しかし以前安倍首相は、靖国神社に「私人として玉串を奉納した」と説明したことがあります。巧みな使い分けです。
 もう1つおもしろい話題は、韓国人、中国人の人名の読み方の違いです。日本では、中国国家主席・習近平は「シュウキンペイ」と読み、「シージンピン」とは読まない。韓国大統領・朴槿恵は「パククネ」と読み、「ボクキンペイ」とは読まない。これには過去の歴史的な理由があるようです。
(1) 日中間の人名の読み方
 1972年(昭和47年)9月、当時の田中角栄首相が中国を訪問し周恩来首相との日中国交回復の会談の際に、日中両国の人名は、互いに、読む人の国の読み方(日本では、周恩来はシュウオンライとの如くに)を従来通りに継続することで合意した。
(2) 日韓間の人名の読み方
 1984(昭和59年)韓国の全斗換大統領が来日し、日本の政府高官たちとの会談の席上、両国の要人の名前を、お互いに現地読みすることで合意した。その結果、金大中氏が、「キンダイチュウ」から「キム・テジュン」に変わった。北朝鮮の人の呼び方も韓国人と同様にその後は、金正日総書記は「キムジョンイル」で「きん せいにち」とは呼ばなくなった。
 午後6時過ぎ、フロイデ合唱組から計4名が合流。いよいよにぎやかになった。再度、ビールで乾杯、その後は日本酒へ。食べ物もどんどんと追加。いつものようによく食べ、よく飲み、よくしゃべる44会メンバーです。
 ここからの話題は少し変化。甲府再発見のウォーキングの話し。市内町名がだいぶ変わってしまい、残念であるし、意外と甲府市内で歩いてみないとわからないいい場所がたくさんあるのではとの話題。いつか東京ウォーキングとして甲府市内を歩いてみようとの提案もあった。
 考えてみると、北口は武田神社、護国神社、梨大、駅周辺は県立図書館、舞鶴城公園、県庁、市役所、東には東光寺、善光寺、西には県立美術館、文学館、そして、南の方は遊亀公園動物園、小瀬スポーツ公園。他にもまだたくさんあると思う。1回ではとても回り切れません。
 次の話題は以前からの計画で温泉一泊ツアー。文化部会部長野田さんより具体的な計画が出ました。仙台近郊の作並温泉一泊。ニッカ宮城峡蒸留所、山寺見学予定。またウォーキング部会との合同企画のため、1日目夕食前、翌日朝食前には近辺ウォークをしたいと思います。日程は今年9月14日(木)または21日(木)のどちらかでツアーをチェックして決めるとのことです。ぜひ皆さん、予定をしてください。
 さらに追加の話題は、堀口さんの「レコードキコー会」。ほぼ月1回戸塚の「ぷらっとステーション・とつか」にて講師となって開催しています。堀口さん所有のレコード、CDの演奏です。44会メンバーにもぜひ参加してほしいとのことです。地元では有名人です。(神奈川新聞の大きな記事により)
 本日の飲み会も午後8時終了。きょうも高齢者にとって実に健康的な半日を過ごすことができました

感 想

 初夏の陽気となりだいぶ暑くなった。熱中症の話題も出る時期である。44会の元気なメンバーは問題なくきょうもよく歩いた。その後のビール、たくさんの話題とおしゃべり、これが健康にはいいと思う。
 次の計画もたくさんある。来月は久しぶりの山梨との合同で大菩薩峠である。いつものウォーキングとは少し違い、服装等の事前の準備も必要です。ぜひご参加を。

Report by Y.Kamiizumi