第123回 44ウォーキング(2017年第10回)

内　容

　二重橋から北桔橋門までいつもの定番コース。大手高麗門ではいつになく厳重な警備体制が敷かれていて、カバンの中の持ち物検査が．．．。頻発する建造物へのいたずら防止？
　雨天の為、雨宿りを兼ね北桔橋門より科学技術館に向かうも隣接の国立公文書館にて開催中の展示会案内が有り、急遽見学に(入場無料)。

平成29年秋の特別展　日本・デンマーク 外交関係樹立150周年記念
日本とデンマーク－文書でたどる交流の歴史
＜展示内容＞
・第１部：日本とデンマーク　出会いから条約締結へ
・第２部：大北電信会社の海底ケーブル事業
・第３部：アンデルセン－いつも日本人の傍らに
・第４部：デンマーク酪農への情熱
・第５部：交流のさまざまな広がり
・第６部：皇室とデンマーク王室の交流
・第７部：現在身近にあるデンマーク
　　⇒詳細はこちら

　派手な展示は無いですが美しく几帳面な書簡や締結文書、写真などから先人達の気迫が伝わってきます。
　当時のデンマーク国は先進技術が進んでいたようで、1867年の修好通商航海条約の締結後、1870年には海底ケーブル敷設の約定書が結ばれ、長崎と上海に埋設された海底ケーブルで日本とヨーロッパが初めて電信で結ばれました。その後、対馬経由で釜山、ウラジオストクへも繋がっています。
　子供の頃親しんだアンデルセンの紹介では2枚程度便箋にびっしりと書かれた挿絵入りの直筆書簡や当時の日本語訳の童話が展示されていて興味深かったですね！
　ご存知の「みにくいアヒルの子」は「へんなアヒルの子」との訳、見つけたNN君ご満悦でした。

距離：雨天の為、皇居半周　約10,000歩？

Report by K.Fukushima