内 容
1. ウォーキングの部
午後1時半皇居桜田門集合、8名が集まった。久しぶりに初参加者1名。小林英夫君、3年6組（1年も2年も6組、すべて男女クラス）とのことです。ありがとうございます。今後ますます初参加者が増えることを心より願っています。
きょうはお花見ウォーク。まずは皇居東御苑の予定だったが、きょうから乾通りの一般公開が始まり、そちらから行くことにした。
それほどの混雑ではなく、坂下門から入場、初めての皇居乾通り。左手に宮殿、宮内庁の建物を見ながら、まっすぐの乾通りを歩いた。左手奥には吹上御所がある。桜は満開少し手前だが美しいものだった。予想していたほどの混雑はなかった。坂下門入場前に、手荷物検査があり、ペットボトルの飲み物はその場で少し飲んでくださいとの指示だった。
乾門から出て、北の丸公園、千鳥ヶ淵へ。ここも思った以上に咲いていて人出も多く、桜の木の下のボートもたくさん出ていた。北の丸公園内の日本武道館では大学の卒業式（学位授与式）も開催されており、はかま姿の女子大生がたくさん。日本の伝統の着物であるはかまはいいものである。
さらに進んで次は靖國神社へ。3月初めの靖國神社の標本木の開花予報が3月17日だった。その後天候の変化に従って少し遅い予報にもなったが、結果としては予想通りの3月17日に開花宣言、本日満開宣言が出された。都内でも早い方ではないだろうか。
きょうの境内での注目は「慰霊の泉」。大きな鳥居をくぐってすぐ右手にある。これは、異境の厳しい戦場で、「お母さん水飲みたい」と叫びながら、水を求め戦死した兵士を慰霊するために、国際的社会奉仕団である東京キワニスクラブが、1967年(昭和42年)に奉納したもの。デザインは、母の乳房から清水が湧き出るようなイメージで造られたそうです。
さらに進んで神門をくぐって右手奥に「母の像」がある。この像は、苦難と孤独に耐えながら子供を育て上げた戦争未亡人への敬意と感謝を込めて、昭和49年（1974）に建てられた。立派に成長した子供（遺児）たちが奉納したもので、「お母さん、ありがとう」の気持ちの表れとのこと。子どもにとっての母は常に偉大で、強く、頼れる存在なのだろう。このような場合、なぜか決して父ではないのである。
次は靖国通りを市ヶ谷駅方面に向い、外濠公園の桜。お花見客がたくさん出ていて、ふたり連れの若い女性がシャンパンをちょうど抜いた横を通った。それを見てもう皆我慢できない様子で、次の予定の新宿御苑はパスとなった。市ヶ谷駅前の居酒屋に午後3時25分着。過去一番早い飲み会開始時刻となった。市ヶ谷駅が本日のゴール。本日の歩行距離は6Km。
2．グルメの部
「三蔵市ヶ谷店」にてサッポロラガービールで乾杯のスタート。飲み物は日本酒、焼酎へと進む。時間がたっぷりあったため、お酒をじっくり飲む雰囲気となった。
日本酒は、京都伏見の「玉乃光」と山形の「出羽桜」の常温を注文。玉乃光が酒屋からの配達待ちとのことで、それより値が高い、栃木の「鴎樹（おうじゅ）」を出していただいた。口当たりのいい、飲みやすいお酒だった。
「鴎樹」は杉田酒造（株）醸造で、製造責任者が「白鴎大学」出身とのことで大学名より一文字取り、母校のように地元に根付きさらに成長できるよう「樹木」の「樹」を付け、鴎樹と名付けたとのこと。（注）「鴎」は「區に鳥」
最後は焼酎お湯割りで、銘柄は「三蔵焼酎 芋」。店の名前を同じだったがどのような関係なのか。後日調べてみた。
店の名前は「さんぞう」のようだが、この焼酎は「みくら」と読み、3つの醸造元が合同で企画した芋焼酎。南九州の蔵元下記3蔵がお互いの製造技術向上を目的として合同で酒造りを行った結果醸し出された焼酎とのこと。
「純黒」醸造元田村合名会社、「さつま寿」醸造元尾込商店、「利八」醸造元吉永酒造3つの蔵の杜氏（とうじ、酒造りの最高責任者）がひとつの蔵に集まり、醸造したという貴重なもののようです。3人の杜氏は尾込商店の尾込杜氏、吉永酒造の吉永杜氏、田村合名の蓮香杜氏。
つまみ類もたくさん。お通しはキャベツの千切り、おかわりもした。主なものは、、真鯛カルパッチョ、串焼き、イモカリ（特製ポテトフライ）、まぐろのブツ刺し、アジフライ、ポテマカ（ポテト・マカロニサラダ）、仕上げは、ソース焼きそばとマンゴージェラート。3時間余りの飲み会でした
感 想
暖かい陽気になり、桜の花も開花がどんどん進んでいる。1、2日後あたりが都内も満開になるだろう。例年なかなか満開の桜を見ることができない3月第4土曜日のお花見ウォークになるが、今年は早い開花で十分満喫できた。しかも皇居乾通りの公開日に重なり初めての皇居内に入ることもできた。ただ今回も歩行距離は短かった。これからさらに暖かくなり長い距離にしていきたいと思う。健康を求めて。
Report by Y.Kamiizumi
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