第134回 44ウォーキング(2018年第9回)

○日 時 : 2018年10月20日(土)13:30~

○行 程 : 皇居桜田門~東京駅KITTE~東京タワー~六本木

○参加者 :
 1. ウォーキングの部 7名
       磯貝達男、上泉義朗、杉本恭子、中島直樹、野田進、
       三田富貴子、峯川文江
 2. グルメの部 7+1名  
       清水昭  @磯丸水産六本木店


Photo by Y.Kamiizumi ...more

内 容

1. ウォーキングの部

 午後1時半、いつものように皇居桜田門時計台前に集合。7名が集まった。秋のいい陽気で、暑くもなく、寒くもなくまさにスポーツの秋である。1時40分スタート。二重橋前での記念撮影の後、皇居から丸の内仲通り経由で東京駅南口へ向かった。
 2時着でKITTE内にあるIMT(インターメディアテク、intermediatheque)という東大の博物館を見学。まずKITTEとは、ご存知かと思いますが、日本郵便株式会社が手がける初の商業施設。1931年に造られ2008年に移転した日本最大級の郵便局、東京中央郵便局の局舎を保存・再生した部分と新築部分で構成されており、2013年3月21日にオープン。地下1階から地上6階までの6400平方メートルに、全国各地の名品・名店を中心にレストラン27店とファッションや雑貨を扱う71店を集積。内47店舗が東京発初出店。東京丸の内の新たな名所として期待されている。「KITTE」というネーミングは、「切手」と「来て」2つの言葉に由来する。その中に、IMTという展示施設がある。Homepageにある館長のあいさつ文によると以下の通りである。
 「インターメディアテク」は、日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館(UMUT)の協働運営になる公共施設であり、学術の普及と啓蒙を通じ、社会へ貢献することをその使命としています。この施設には、東京大学が明治10(1877)年の創学以来蓄積に蓄積を重ねてきた学術文化財が常設されています。展示に用いられているケースやキャビネットは、大方が教育研究の現場で使われていたものです。帝大時代のものが多く、それらのかもし出す重厚な雰囲気に、19世紀へタイムスリップしたような気分にとらわれる方もあろうかと思います。ですが、われわれの狙いは、博物学の全盛期であった19世紀から高度情報化を実現した21世紀まで、三世紀にまたがる時代を架橋することにあります。来るべき時代の精神がこの先もなお見失ってはならない「世界の眺望」を提示してみせること、それがわれわれの企図するところなのです。ミュージアムは、これまで文化財の保管庫であり、列品の場所であると考えられてきました。しかし、そうした機能を充足していただけでは、21世紀の社会的な要請へ十全に応えることができなくなっています。現代のミュージアムは、われわれ人間が自分たちを取り巻く世界をどのように受け止めてきたのか、その俯瞰的な眺めを末永く存続させるための場所であるというだけでなく、そこに集められたモノやコレクションからどのような新しい知見や表現を導き出すことができるか、その可能性を探求し、提示する場所でもなくてはならないのです。それを、多様な表現メディアの対話を通じて試みる実験のアリーナ、それが「インターメディアテク」なのです。歴史的な学術標本は、たしかに過去の遺産です。しかし、同時にそれは、われわれが現在から未来に向けて活用すべきリソースでもあります。このことを実証してみせるべく、われわれは歴史的な遺産を可能な限り収集し、それらを現代のニーズに叶うよう、装いを改めて再利用することにしました。資源獲得やエネルギー供給に限界が見え始めた現代社会にあって、蓄積財のリ・デザイン活用は人類にとって喫緊の課題のひとつであるといっても過言でありません。そうした認識に立って、われわれは先端的なテクノロジーと伝統的なモノ作り技術の融合を図りながら、今後の活動と取り組んでいくことになります。われわれが謳う「Made in UMUT」の掛け声には、来るべき世代に向けてのささやかなメッセージが込められているのです。「インターメディアテク」が、多くの方々に愛され、その支援にささえられ、発展しますことを念じてやみません。   館長 西野嘉章
 IMTは、東京大学が開学以来蓄積してきた学術標本や研究資料など、「学術文化財」と呼ばれるものの常設展示。また特別展示やイベントでは、大学における最先端科学の成果や各種表現メディアにおけるユニークな創造を、常設展示の世界観と融合させながら、随時公開。この施設では、大学の主導する教育研究活動の一環として、これまでにない複合教育プログラムを実践するとされている。
 確かにユニークな、動物の剥製標本、動物骨格標本、昆虫標本、貨幣コレクション等標本類が多数展示されている。見学をしていて、テーマが何かわからないまま、ただ展示しているという感じで、何かを学ぶということはできないような展示だと思った。
 2時50分にKITTEを出て、日比谷通りに戻り、東京タワーを目指した。日差しが出てきて暑くなった。日陰を歩き、3時45分東京タワー着。有料の施設には入ることはせず、外から久しぶりのタワーを見学し、そのまま六本木に向かった。東京タワーは今、窓枠サッシ取替え等のメインデッキ(高さ150m)リニューアル工事や塔体塗装工事をしている。そのため足場やネットが見える。塗装は約1年半をかけて職人さんの手作業で行う。5年周期で行う塗装も11回目。60周年を迎える東京タワーがいつまでも美しく、劣化しないで、そびえたっているのもペンキ塗りのおかげとのこと。
 六本木方面に歩き、六本木ヒルズが近くに見えたころ、居酒屋を見つけてしまった。24時間営業という店で、午後4時過ぎ着で本日のゴールとした。歩行距離は8Km。

2.グルメの部

 磯丸水産六本木店で午後4時10分ビールで乾杯。つきだしは珍しく、網焼きの魚(メヒカリ)、さつま揚げ。飲み物はそれぞれホッピー、サワー、日本酒、焼酎等。食べ物は、海鮮チラシサラダ、しらすサラダから始まり、うずらの卵のピータン豆腐、ヤリイカのトマト煮込み、揚げナス、白海老唐揚げ、お好み焼き、メンマのラー油和え、ごま塩きゅうり、セロリ浅漬け、玉子焼き、黒ミル貝のゴマ塩和え、つぶ貝刺身、アンチョビキャベツ、鮪のねぎまみれ等。
 7時半までの3時間あまりの8名での飲み会。話題はいつものように盛りだくさん、どんどんと変わる。その中で来年の予定についてたくさんの案が出た。萩原さんの紹介で熱海の会社保養施設一泊ウォーキング、44会高校卒業50周年の祝いを一高同窓会の前日石和一泊で、秋の温泉旅行は福島岳温泉か会津か。(岳温泉は古い旅館のみで設備も不備と言いましたが、新しいホテルも1軒(櫟平ホテル)ありました)他に身延宿坊一泊旅行も出ました。来年も44会イベントは忙しくなりそうです。

感 想

 秋の晴れた日、暖かい日差しは1年の中で一番いい陽気かもしれない。その中で仲間との楽しいウォーキング、飲み会、と健康を維持することができているからこその時間であり、幸せなことかもしれない。来年の話題が出たが、さらに古希、傘寿、米寿の話しも出た。
 そのころには、この仲間たちはどうなっているのか。健康を維持できているのか、認知症で仲間の名前も覚えていなくなっているのか、はたまた!いずれにしても今、健康の時にもっと人生を有意義に過ごすことに努力をすることが必要ではないでしょうか。
 まだ現役で、フルタイムで仕事をしている人もいる。パートタイム的な仕事をしている人も、余暇を存分に生かして趣味等に励んでいる人も、家でのんびり過ごすことを楽しんでいる人もいるかもしれない。それぞれの人生、今までの歩みと比べると、もう残り少ないことは確かである。日々、時間を大切に、少しでも意義ある生活、活動を求めて、健康維持を心がけながら過ごしていきましょう。なお、今年の44会東京のウォーキング予定は以下の通りです。
 11月24日(土)午後1時半皇居桜田門時計台前集合。皇居外周1周後新橋ヤクルトホールへ。小林正家君のMondaynight Jazz Orchestraの定例コンサートへ。午後4時半開場。7時半まで。
 12月22日(土)44会忘年会を月島のもんじゃにて開催。案としては隅田川橋めぐり 浅草雷門集合、両国橋~勝鬨橋

Report by Y.Kamiizumi