第147回 東京ウォーキング(2019年第11回)

〇日 時:2019年11月23日(土)13:30~

〇コース:皇居(桜田門~東御苑~北の丸公園)~靖国神社
     ~市ヶ谷

〇参加者:5名
     磯貝達男、上泉義朗、芳賀直行、堀口修、峯川文江

〇グルメの部:5名
     @河岸番外地 市ヶ谷店


Photo by N.Haga ...more

Photo by Y.Kamiizumi

内 容:

1.ウォーキングの部

 午後1時半皇居桜田門に4名が集まった。天気は雨。風も少し吹いていて寒い中でのウォーキングとなった。久しぶりの44回東京雨中のウォーキングである。
 午後1時35分スタート。大嘗宮一般参観に行くこととなり、いつもの二重橋前を通ることはできず、日比谷通りに出てから坂下門へ。雨のため人出は少なく、手荷物検査で少しだけ並んだがその後は割とスムースに進んだ。先月は、完成間近ではあったが塀越しで遠くからしか見ることができなかったが、きょうは近くで見ることができた。
 1月14-15日に行われた「大嘗祭(だいじょうさい)」について
「大嘗祭は,稲作農業を中心とした我が国の社会に古くから伝承されてきた収穫儀礼に根ざしたものであり,天皇が即位の後,初めて,大嘗宮において,新穀を皇祖及び天神地祇にお供えになって,みずからもお召し上がりになり,皇祖及び天神地祇に対し,安寧と五穀豊穣などを感謝されるとともに,国家・国民のために安寧と五穀豊穣などを祈念される儀式です。皇位の継承があったときは,必ず挙行すべきものとされ,皇室の長い伝統を受け継いだ皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式です。
 大嘗祭の中心的儀式である「大嘗宮の儀」は,「悠紀殿 供饌の儀 ゆきでんきようせんのぎ」と「主基殿供饌儀 すきでんきようせんのぎ」から成ります。今回,悠紀殿供饌の儀は令和元年11月14日の夕方から夜にかけて行われ,主基殿供饌の儀はその翌日の11月15日の暁前に行われました。」
 都道府県の特産物「庭積の机代物(にわづみのつくえしろもの)」として山梨県からはブドウ、柿、トマト、あけぼの大豆、山梨夏っ子キノコ(クロアワビタケ)が供えられました。
 今後の一般参観としては下記があります。
 高御座(たかみくら)等の一般参観。即位礼正殿の儀で用いられる高御座等の一般参観。
(東京国立博物館)令和元年12月22日(日)~25日(水)、令和2年1月2日(木)~19日(日)※令和2年1月6日(月)及び14日(火)は休館
(京都御所)令和2年3月1日(日)~22日(日)※令和2年3月9日(月)及び16日(月)は休園
 大嘗宮一般参観の後は、依然として雨が降り続く中、北桔橋門から出て、北の丸公園へ。雨のため人はだれもいない。しかし意外と紅葉がきれいだった。もし晴れていれば絶好の紅葉見ごろだったと思う。休憩所のベンチで休憩。「ゆべし」の差し入れをいただいた。その後は靖国神社へ。ここも雨のため人出は少なくいつもと違う風景を見ることができた。通常春の桜開花のころ、標本木を見に来る。人がすごく迷子が出るほどである。
 ここで堀口君が合流。次は市ヶ谷方面に向かった。雨は小降りになったが、本日はここまで。市ヶ谷駅に午後3時30分着。本日の歩行距離は6Km。駅近くでこの時間に開店している店を探したところ駅横にあった。

2.グルメの部

 市ヶ谷駅横の地下にあった居酒屋。午後3時半ですでに開店。しかし我々のグループが一番乗りであった。ビールで乾杯後は焼酎お湯割り。ウォーキングの後のビールもお湯割りも、今さらながらではあるがおいしい。いつものようにたくさん食べ、たくさん飲んで、たくさんの話し。話題もたくさん。
 主な話題は、健康のためのストレッチ、筋トレの必要性について。いつもの政治関連は、桜を見る会についてと韓国のGSONIA締結継続について。
 今回問題になっている「桜を見る会」で野党が追及している主な点はふたつ。税金を使って安倍首相や自民党議員の後援者が多数招待されたことが「公私混同」である点、前夜祭をホテルオークラで開催したがその参加費が5,000円であり、一部安倍首相側が負担したまたはホテルが特別配慮(寄付行為)していたとしたら公職選挙法または政治資金規正法に違反するのではという点。
 5人の中でも真っ向から公私混同は許せないという意見とそのくらいはいいのではという意見。今年の「桜を見る会」の予算は5500万円で、今年の参加者は1.8万人なので、1人当たりの予算は3000円程度となる。そこから、警備や会場費用を引けば、1人当たりの食べ物などのお土産は、せいぜい1000円程度。これを「社会儀礼の範囲内」と考えるか。また国家予算100兆円のわずか0.00005%にすぎない5500万円の予算を野党が一斉に「税金の無駄遣い」と非難するのは、会計の重要性原則からみれば的外れではないかという意見もある。また前夜祭のホテル側はやはり阿部首相への忖度で、明細書は公表できないと言うでしょう。
 私見としては、確かに使った金額はそれほどではない。ではなぜ安倍首相側はここまで隠そうとするのか(参加者名簿破棄、ホテルとの会計のやり取りはない等)すべてを公開して、問題ないということを主張すべきと思う。森友、加計問題の際もうそで固めてそれで終わり、公務員の自殺者まで出たというのが今の安倍政治の現実なのだろうと思う。
 日本人はそれ以上何もできない。香港では若い人たちが“自由”を求めてあれほどまでの活動をしている。暴徒化したデモ行為への批判はあるが、その活動力は今の日本にはない。日本はあまりにも自由で平和でぼけているのかもしれない。
 我々のきょうのグルメは、お酒込みで一人3,300円。刺身4種盛り、さつま芋の山揚げ、玉ねぎサラダ、ニラもやし炒め、カキフライ、焼きそば、さつま揚げ、ポテトサラダ、漬物盛り合わせ。

感 想

 雨の寒い中、参加者は少なかった。それでも5人でウォーキングを楽しむことができた。今後いつまで健康を維持してこのウォーキングを継続できるのか。70歳も見えてきた時期、先のことはわからないという状況。
 44会は今後古希記念の旅行等の計画もしているようです。ハワイウォーキングの計画もありましたがそれはもうなくなったようです。健康を維持していればまだまだたくさんのことができます。皆さん、今まで以上に健康に留意し、がんばりましょう。健康維持のための努力を。

Report by Y.Kamiizumi