東京44ウォーキング(番外13)

第4回 オンライン・ミーティング 兼 飲み会

〇日 時:2020年7月10日(金)17:00~

〇会 場:zoom

〇参加者:9+1名
   跡部和、上泉義朗、川島芳子、小林篤、田伏純子、
   野田進、芳賀直行、三田富貴子、峯川文江  +清水昭




Photo by Y.Kamiizumi




Photo by A.Kobayashi

内 容:

 オンラインミーティングは過去3回開催していますが、今回は初めてのオンライン飲み会でした。計10名が参加。皆いっしょにいる雰囲気は十分でした。乾杯もでき、話はいつもの飲み会のように次から次へと多くの話題。記録を取らないと忘れてしまいます。
 やはり新型コロナウィルスの話題が多かったです。44会の当面のイベントの予定として、今月の文化部会、ウォーキング教室、8月の古希を祝う会、10月の温泉旅行は実施の方向です。但し直前まで状況判断により開催可否は検討するとのこと。
 他の話題としては、コロナ太りはほとんどなし(ひとりのみ)、感染リスクの高い高齢者といわれたら手を挙げるか、等。1時間40分の飲み会でした。

感 想:

 新型コロナウィルスの感染のために、今までにない形式であるオンライン飲み会なるものが流行っている。44会でもついに実行。飲みながら話をするということについては全く違和感もなく、楽しいものでした。居酒屋での注文、おつまみ類の共有という行動がないことだけです。
 新型コロナウィルスの感染状況はまだ収まっていません。特に東京都を中心とする首都圏では多いです。東京都のPCR検査数が3か月前の約5倍(4月中旬で約600件、7月7日で約2700件)になっているので陽性者数が増えていることは当然のことです。
 しかし、その絶対数を見ると、ここのところ100人超えが続き、ついに200人超えとなりました。都知事や多くの人は検査数が増えたことによるもので問題ないと言っていますが、あまりにも楽観的、またはごまかしだと思います。医療現場でも入院者数が3か月前の約半分であり、これについても都知事や担当大臣は、だから問題ないのだと言っています。しかし、医療現場で働く人たちの意見は、もう労働時間、体力の限界で、もっと自粛規制をしてほしいと強く要望しています。
 このオンライン飲み会でも話題になりましたが、電車内での感染リスクは低いと言われています。以下山中教授のホームページを参照しましたが、これは新型コロナウィルスは飛沫感染(咳など)と接触感染(ドアノブ等)のみという実態から言えることです。しかし、最近空気感染の可能性もあるとの見解も出されています。咳やくしゃみ、大きな声で話すことにより発生する飛沫のうち、数十マイクロメーター以上のものは、速やかに地面に落下するため陽性者がマスク等をすることでで防ぐことができます。一方数マイクロメーター以下の微小粒子は空中で数時間漂います。マイクロ飛沫、エアロゾル、バイオエアロゾルとも呼ばれます。空中に長時間漂う微小粒子によるのが空気感染です。この場合は陽性者がマスクをしていても防ぐことはできません。電車内ではこの空気感染の可能性が想定されます。
 今はまだ、新型コロナウィルスについてわからないことがたくさんあり、感染防止をする、感染リスクを少なくするための行動は、いろいろな情報をよく知った上で個人の判断になります。その判断基準は、リスク管理として、万が一の感染の場合どれだけの影響があるかによると思います。例えば新宿では感染者には一律10万円の見舞金を出すことになっています。特に飲食業で働く人は、感染リスクが高くても働くことになると思います。医療現場で働く人は、今はたいへんな状況で、感染リスクが高いとわかっていても働かなければなりません。公共機関や教育現場で働く人は、万が一の感染の場合、影響が大きいため極力感染リスクを小さくしようとできる限りの行動自粛(不要不急の外出をしない等)をします。
 結局、国や都県のリーダーの言うことに従っているだけだはなく、皆個人の判断で行動をしていることになります。世界の中で日本は感染者数、死亡者数が極端に低いとのデータがあります。山中教授が言う“ファクターX”とは何か、いずれかの時期にわかるのでしょうがまだ不明です。
 もう少しの間、感染リスクを小さくする行動を続けることが必要ではないかと思う次第です。

Report by Y.Kamiizumi