第152回 東京44ウォーキング(2020年第4回)

〇日 時:2020年10月24日(土)13:30~

〇コース:東御苑~北の丸公園~靖国神社~関口芭蕉庵~細川庭園~東京カテドラル教会

〇参加者:
 1.ウォーキングの部:12名
    安部博文、磯貝達男、川東厚子、杉本恭子、田伏純子、
    中島直樹、野田進、芳賀直行、堀口修、蒔田直樹、
    三田富貴子、峯川文江
 2.打ち上げ:目白駅「とりいちず」


Photo by N.Haga ...more

レポート:

 ずっと中止していたウォーキングを久しぶりに再開した。都内での開催は2月以来、実に8か月ぶりになる。時計台付近には三田さん、磯貝さんが来ていて、やがて集合してきた峯川さんが「今日はすごい人数よ!」と興奮気味に言ってきた。集まったのは12人、阿部さんは浜松での単身赴任の仕事が終わり、久しぶりの参加となった。やはり皆さん自宅謹慎が長すぎて秋空に誘われて出てきたようだ。
 皇居を一周するのはやめて、まずは東御苑に行く。皇居近辺は中国人観光客がいないので非常に空いていて歩きやすい。入り口で持ち物検査を受け、入園券は非接触の為廃止になっていた。尚蔵館は人数制限で入らず、北桔橋出口を出て北の丸公園を通り武道館の前に出る。木立の中は日差しを避けて気持ちよく歩くことができた。
 九段坂から靖国神社を抜けて飯田橋方面へ歩く。途中、神楽坂を抜けようと思ったが、すごい人出で感染危険がある為回避して大曲方面へ行く。神田川に出て川沿いを歩き、関口芭蕉庵に着く。ここはかつて松尾芭蕉が神田上水の改修工事に携わった際に住んでいた住居跡とのことで、あの「古池や蛙飛び込む水の音」を詠んだという古い池がある。
 その近くの肥後細川庭園に行き、庭園内を歩く。細川家下屋敷の跡地を公園にした池泉回遊式庭園で平成30年4月に開園した庭園で、大きな池を中心として背後の山並みなど風景の移り変わりを鑑賞できるように設計されている。
 そこから目白通りに出て東京カテドラル聖マリア大聖堂に行く。この教会はカトリック関口教会といい、カトリック東京大司教区の司教座聖堂(カテドラル)であり教会堂名が聖母マリアであることからこう呼ばれている。丹下健三の設計で1964年に建設された洗練されたデザインで、斬新な雰囲気と神聖さを併せ持ち内部はSF映画を彷彿させる。外には聖母マリアが出現したと云う奇跡を再現したルルドの洞窟があり、フランスの地方にいるかのように錯覚してしまう。
 この日は約10㎞のウォーキングで疲れてしまったので、バスで目白駅に向かい、帰宅組、ノンアルコール組、居酒屋組に分かれて打ち上げ、鶏料理を堪能して解散となった。

Report by S.Noda








Photo by S.Noda